オルランドゥス・ラッススのことですが、
ルネサンスの終わりに出現した
究極の音楽職人と思います。
軽快なシャンソン、下品なヴィッラネッラから、
真面目なモテットまで、どんなスタイルでも
自由自在に作曲できるといった。

ただし、>>22のかたが引き合いに出されている
ベートヴェンとか、ワーグナーのような革新的な要素は、
少ないと思います。

でも、1550年頃に流行していた半音階技法を
いっぱい使用した若い頃の作品、
「シュビラの預言」Prophaetiae Sibyllarumは
すごく斬新ですね。冒頭の和声進行は
聴くとクラクラしてきます。

それと、これも若い頃の作品ですが、
7つのダヴィデ悔悛詩篇曲集
Psalmi Davidis poenitentiales
の表現力!歌詞の単語に対応して、
色々な技法を駆使しています。

どちらも、ヒリアード・アンサンブルの演奏がオススメです。