投稿日 2002年12月28日(土)21時19分
投稿者 巨匠亭家元

今日は飯守泰次郎/シティの「第九」に行って来ましたが、やはり前夜の宇宿の
超弩級の「第九」に比べると著しく見劣りしました。まるでピストルと大砲みたい。
日常性の範囲に止まっていて、少しも超越しないのですね。宇宿は直前のリハで
前もって第1楽章だけ聴きましたが、まだ下ろすの下ろさないのとかやっていました。
どこまでも妥協がない人ですね。名演は一日にして成らず!そして客席が空のせいも
あり、壮麗で奥深い響きがホールいっぱいに充満し、「ホントかよ」と思いました。
フルトヴェングラ−を連想しましたね。やはり「伝統」は永遠に古くなりませんが、
新しいものはあっと言う間に古びてしまいますね。僭越ながら飯守さんはベートーヴェンに
関してはスタイルを変えるべきでしょう。それと「第九」のソプラノはワーグナーと
違って非力な方がいいなあ。目立っちゃ困る。弱音器が欲しいような歌唱でした

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