先週末、ハイティンクを久々に聴きました。曲はブルックナー8番!オケは
ドレスデン・シュターツカペレ!!!

あれほど指揮姿に魅力のない指揮者もほかにいないと思う。まさに「退屈」!
が、しかし、出てきた音楽にはびっくりした。びっくりといっても、どこか
他の指揮者にないユニークなものが聴こえるわけじゃない。ブルックナーの
八番はここでこういう音がして、次はこうなってというのが、その通りに
鳴る。で、各楽章のクライマックスはものの見事に轟く。意外性ゼロの「お
約束」の音楽なんだけれど、こんな大編成の長い曲で最初から最後までそれ
をきちっと聴かせてくれる指揮者って、誰かいたっけ。前スレでどこかの
だれかが書いていた「決まり手が寄り切りのみの大関」っていう表現がぴっ
たり。右四つに組んで寄り切りを毎日繰り返して、いつのまにか12勝して
るみたいだ。

もちろんこういうタイプだと、曲やオケが面白くないと駄目だろうね。でも、
目下彼が振っているのが、ドレスデンの他がベルリンフィル、ウィーンフィル、
コンセルトヘボウにボストンシンフォニー…、ひょっとしてもう横綱?