>>269
ご指摘ありがとうございました。
オットー・シュミット指揮 ハンブルク交響楽団「英雄」(Rondo-lette)は初めの部分を聴いただけで
第1,2楽章で途中で途切れ5枚に及ぶ為カセットに全曲録音しようと思いながら聴いてなかった
のですがご指摘頂いてから聴いてみました所、名曲紹介的な派手が取り柄の演奏でなく面白い
表現が聴かれた演奏でした。H.J.ワルターの録音はステレオ録音に比べモノラル盤はハンソンの交響曲の
ように演奏者の表記がなければ彼の演奏か分からない演奏もあり、初期の演奏表現と考えておりますが
この「英雄」も初期の演奏と考えればH.J.ワルターの演奏と考えてもおかしくないと思われました。
第1楽章の冒頭の2つのアタック音はH.J.ワルターサウンドに通じるティンパニー処理の響きが
感じられ興味深く思いました。また第4楽章の曲を閉じる最後の3つのアタック音処理もH.J.ワルター的な
終わり方かもしれないと思いました。第4楽章の最後の頃のホルンの即興的な吹かせ方はぞくっとさせられましたし
「英雄」の第4楽章を聴いていて何時も思っております最後の部分で最初の前奏テーマが現れる部分で間を空けないのが
物足りなく思っているのでしたがRondo-lette盤でのこの部分での表現は僅かでありますが間を取るなど面白く聞くことが
出来ました。また弦のアンサンブルの掛け合い方などH.J.ワルター的な演奏に思われ思わずニヤリとさせられました。
まだ2回ほど聴いてみただけですがモノラルの時期の表現と考えればH.J.ワルターの演奏の可能性もあると思われ思っても
見なかった収穫でした。ただオットー・シュミットという指揮者は存在したのか分からず評論家陣も海老沢敏氏や大宮真琴氏
小林利之氏など層々たる御仁なだけに仮面指揮者か分かる筈なのではないかと思っていたのですがH.J.ワルターの録音の
可能性もあるかも知れずもう少し聴いてみたいと思います。
興味深いご指摘ありがとうございました。