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■マターリとハイドン交響曲全集を聴いてゆくスレ■

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001ハイドンです!02/11/07 11:35ID:???
ハイドンの交響曲を聴き、感想&レヴューをうpしてください。
セットもの、単発もの、古楽演奏からヒストリカルまで、
詳細な分析から、普通の感想、ぶっ飛び電波系まで、

マターリしていればなんでもOKです。

基本的には初心者向けです。
2日に1曲、予定表に沿って、(日曜日はお休みで、次の週の予定発表です)
ゆっくり聴いていきます。
予定とは関係なしに、突然の選曲&レポートもかまいません。
0097名無しの笛の踊り02/12/08 22:40ID:???
誰か交響曲第31番「ホルン信号」の名盤を教えれ!
0098名無しの笛の踊り02/12/08 22:40ID:???
イヤだ!
0099名無し笛の踊り02/12/09 10:41ID:???
ごめんなさい、忙しくて、まだ聴けてないです。>>82番
今日必ず聴き、明日にはアップする予定です。
この忙しさはしばらく続きそうで、
スレとしてはこの辺が踏ん張りどころですね。
ROMさんがまだいらっしゃれば、大変に申し訳ないです。

>>96
このシリーズ、地方のお店でも、\1,200くらいで買えているみたいです。
マイナーなナンバーを押さえていて、全集化が期待されますね。
いい演奏なのかは、別として。
0100名無し笛の踊り02/12/09 10:46ID:???
>>97
31番は2〜3ヶ月後の予定です。あだな付きは番号若くても、
後のほうの作曲ということが多いみたいです。26番なんかも。

単品ではあまり出てそうでないので、たぶん、ドラティ、なのでは?
との予想です。
0101名無しの笛の踊り02/12/09 21:31ID:R/1BvZFj
>97
ホルン信号はなぜかわかりませんが、個人的には好きな曲です。
いま入手しやすいものならHarnoncourtですかね。
独特のメリハリの効いたホルンの切れが心地よい演奏です。
ただ、ほんとの一押しは、Ristenpart(いまは入手難でしょうね)の1965の演奏。響きの美しい完璧な調和を感じる名演です。
もう一つといえばToscaniniも絶品です。

ほかにもたいていの演奏は聴いてますが、こんなところが私のお薦めでございます。

0102Hob.I:8202/12/09 21:48ID:???
ハイドンでも、かなり雄大で気合いの入った作風だと思います。その心ゆきには若きベートー
ヴェンを感じさせるところもあります。もちろん、ハイドンはハイドンですけどね。

第1楽章、序奏なしに、すーっと出てくる第1主題が雄大でイイですね。木管伴奏で弦が1本
すうーっと行くところもイイ。全体的にリズムが特徴的で、力こぶが入っています。それに
マターリとした第2主題が、なんだか流線型な印象を与えているのがなおさら結構です。展開
部は何となく物足りなさが残りますが、再現部が結構手が込んでいて、かついい感じに盛り上
げられていて好印象。

2楽章、盛り上がった1楽章の終止の後に続くと、印象的ですね。素できれいな旋律です。
簡素な編成が、静けさを生み出していてよい感じです。ミノーレの第2主題の雰囲気が、これ
またよろしいですね。マッジョーレがの光がうっすらさすあたりも好きです。続いて、力強い
変奏です。颯爽としていてかっこいいです。中間部の木管の音色もイイ。

3楽章、壮大な雰囲気の堂々としたメヌエットです。感じのいい曲ですが、これといって書く
ことが見つからないのが難。トリオはいろんな楽器でマターリ回し弾きしてゆく爽快なトリオ
です。

熊のフィナーレです。曲全体に熊のイメージはありますが、これを聴くとやっぱり熊だなぁ
って感じですね。でも、曲は曲で素晴らしいのです。私はむしろ、熊の上で、ぐるぐる飛び跳
ねている第1主題のほうが好きですね。展開部での徹底的展開はまさに見事、の境地です。
続く再現部も、いろんな音が飛び出してきて見事です。

0103名無し笛の踊り02/12/09 21:52ID:???
>>101
おお、詳しい方ご降臨でありがたいです。
そんなにいろいろあるんですね。なるほどふむふむ。
私にはRistenpartなんて初耳の指揮者です。
0104Re:Hob.I:8802/12/09 21:54ID:???
復習の週ということで、最初のアップは88番です。
話題になっていた、フルトヴェングラーで聴いてみました。
いや、前言撤回、これもハイドンですね。イメージよりもずいぶんモダンな演奏で
びっくりしました。そういえば50年代のフルヴェンって相当モダンだったんでし
たか?それから、ちゃんとハイドンはハイドン、として演奏してあるのが、印象に
残りました。結構ロマン性はばっさりと、という風に感じられました。それから、
印象に残ったのは仕事が本当に丁寧ですね。細やかな表情まで本当に良く仕込んで
ありました。カップリングのシューベルトとは全くの別世界、シャープでモダンで
良き古典音楽でした。
01059702/12/09 22:34ID:???
>>100-101

サンクスです。昔、マリナー指揮アカデミーの演奏をLPで聴いたことがあるのですが
CD化されてないようですね。また聴いてみたいですがどんな演奏だったか・・・ 
0106Re:Hob.I:8902/12/11 10:10ID:???
復習の週の第2回目、89番はやはり名曲だと思いました。比較的小規模ですが、これほど見事
な作品もそう多くはないのでは、ないでしょうか。

第1楽章はシンプルな主題呈示から、フルートが絡んだり、トゥッティが駆け出したりと、実に
スマートでカラフルな音楽だと思います。そしてしっかりとした性格を持った第2主題。簡潔な
呈示部でどこをとっても素晴らしいですね。そしてすかさず飛び込んでくるような展開部。マタ
ーリ和音を味わったり、トゥッティでドガーっときたり、とにかくおもしろみに富んだ曲です。
あとは、再現部にもうひと工夫あると良かったですね。

2楽章は、マターリ・ヒツジのような音楽です。それが色々な局面に色づいていく様を楽しむ楽
章です。シリアスな、カワイイ、気合いの入った、夢見るような、様々な音楽が目の前を通り
過ぎていきます。

出だしのホルンが特徴的なメヌエットは、早めのテンポでリズム良く弾くのが良いみたいですね。
ちょっとばかり力こぶの入った、壮大なメヌエットです。ひかえめで素朴なトリオも、しかし、
存在感が埋まったりせずにしていて良いです。

なかなか良いフィナーレですね。ご機嫌な主題が、いろんな方法で色々に変奏されていく様が
とってもおもしろいです。展開部のミノーレもカッコイイ!!ミノーレに限らず、この展開部は
良いですね。
0107岡田克彦 ◆ikGay75MZI 02/12/11 13:07ID:???

それはそうと、2チャンのひろゆきは、中央大学の文学部で心理学勉強
してたとか、ぼくは、早稲田大学政経学部経済学科の卒業ですけど、
中大の文学部ねぇ、よっぽど勉強できなかったんだね。
ま、そのひろゆきがやってんだから、2チャンは低学歴のバカの集まりに
違いないですね。納得できました。ハハハハハ・・・。
0108名無し笛の踊り02/12/12 18:08ID:???
保全sage
0109Re:Hob.I:9002/12/13 10:28ID:???
90番復習です。ラトルで聴きました。
これは名作の交響曲。前聴いたときよりもおもしろく感じました。

第1楽章序奏にはスローテンポの第1主題が頭をのぞかせるのがおもしろいところ。第1主題は
密やかに素朴に呈示されますが、何とも色彩が豊か。そして、色々と展開が続きますが、やはり
第1主題のリズム動機が展開のポイント。みずみずしくて幅広い第2主題も大変素敵です。展開
部では、様々な素材が贅沢に使われますが、一方でやや散漫な感じもあります。再現部も最も典
型的な再現部ですが、まずまずよろしいです。

注目すべきは第2楽章。ゆったり牧歌的な主部で、豊かなアンダンテを示した後は、ミノーレで
印象的な第2主題の呈示です。そして主部が回帰したときの静かな余韻、フルートの綺麗な変奏
そして再び、情熱的なミノーレ。その後に続く静けさの緊張感。このミノーレの変奏は大好きで
す。最後は低弦の柔らかな主部への回帰でこの楽章もゆっくりと終わりを迎えます。

堂々たるメヌエット、金管が特徴的ですね。うち寄せるようなリズムも印象的。しっかりした
構成を持つ展開が色彩に富んでいて、興味深いですね。トリオはオーボエのソロが中心ですが
なかなか味のある旋律で、情緒的な楽しみを与えてくれます。

フィナーレはちょこまか食いついてくるかのような、積極的な主題によってはじまり、その主題
をひたすらに展開していきます。おもしろいのは偽終止がたくさんでてくること。お、終わりか
な?と思ったら、すうっとpが入り込んできて、おや、と思わせるところが良いですね。曲自体
も堂々たる良い曲です。
0110名無しの笛の踊り02/12/13 22:55ID:???
>>106
89番て、しょ、しょ、しょじょじ、だべ。
0111Re:Hob.9102/12/14 10:37ID:???
91番、復習です。地味に良い曲ですね。

派手さは全くないですが、細やかな主題の絡みに惹かれる第1楽章です。まず主題から
旋律が絡み合っています。これが良いのですね。伴奏部で地味に序奏の楽想とリンクし
ているあたりも、なるほどという感じです。第2主題も深い味わいがあります。何より
展開部が素晴らしい。地味に積み上げてきた主題や楽想をめいいっぱい展開している感
じです。再現部もアイディアが自在にわき出していて、注目です。全体を通して内容
たっぷりの楽章です。

第2楽章はゆったりのんびりとした変奏曲です。やはりここでも冒頭から“絡み”が。
伴奏部が地味にいい味を出しています。第1変奏のファゴットの音色、第2変奏の対照
的な楽想の美しさ、第3変奏のトリルのデコレーションなるほど興味深いです。

メヌエットはしゃきっとしたメヌエットです。鋭角に食い込む感じが聴いていて心地よ
いです。結構短く簡潔にまとめました。トリオはなかなか歩みの早い流れるような感じ
です。

フィナーレも結構地味な、良くありがちなフィナーレです。なんだか比較的スリムな響
きで、トコトコ進んでいきます。主題の跳ね方がふっと魅力を残していきます。そうか
と思えば、いつの間にかいろんな楽想が次々と現れて、結構にぎやかなフィナーレです。
展開もスマートで鮮やかですね。そして再現部冒頭のあのさわやかさ。この楽章も比較
的簡潔に締めくくられます。
0112名無し笛の踊り02/12/14 10:39ID:???
>>110
ごめんなさい、なんかわかりそうで、よくわからない…
0113Re:Hob.I:9202/12/15 10:48ID:???
92番復習です。

今回はマイ・ファースト・ハイドンであるセルの名演で聴きました。
聴き直してみると、それはそれは名演ですが、思っていたほどでもありません
でした(w。なるほど、こんな感じか、といったところで、ちょっと残念。でも
全曲にわたって、キリリとしたフォームが冴えていて、第2楽章など特に、良
い味を出していたように思います。でもやっぱり前のときに聴いた、クイケン
が良かったなぁ…と思う今日この頃でした。
0114名無しの笛の踊り02/12/15 10:58ID:???
地味なスレっすね。新参の俺も参加します!

とりあえず、疾風怒濤の前後辺りを適当に取り上げてみますです。

ところでフィッシャーの全集は今手に入らないですね。再プレス盤はいつ
上陸してくるんでしょうか・・・待ち遠しい。
0115予定表02/12/15 11:00ID:???
最近さらに忙しくなって、もうだめぽ…。

今週は
12/16(mon)-12/22 パリセットの復習
の予定です。

適当に1枚ずつ選んで聴いていく予定です。
パリセットはもう十分書いたので、
あまりカキコしないかもしれません。
マターリ聴いていく予定です。
0116名無しの笛の踊り02/12/15 11:02ID:???
忙しければ聞かなければいいだけ
0117名無し笛の踊り02/12/16 12:17ID:???
>>116
た…確かに。う〜ん、聴かないかもしれません。
sageでチマチマ保全して。
011855番02/12/16 15:21ID:???
では、新参の私はまず55番を取り上げます。

いわゆる「校長先生」のあだ名の曲です。ディスクはホグウッド盤です。

これは名作です。あだ名が変だからといってバカにすべきではないでしょう。

あだ名の由来は第2楽章の付点リズムが学校の先生の指振りを思わせるからとか。
そんなことはどうでもいいです。この楽章全体的にまったりし過ぎて眠くなります。

気持ちよく聴けるのは第1楽章です。主部は軽快で、結びのコデッタが良いです。
展開部がけっこう凝っていて、長短織り交ぜながら、けっこう緊張感のある
展開部です。一旦主部が戻ってきたかと思わせておいて、また新たな展開を開始する
あたり心憎いです。
0119名無しの笛踊り02/12/17 05:04ID:dhXFFti9
アドレスの関係で書き込みができなかったので、ずっとROMしてました。
プロバイダ変えたので、やっと書き込みができるようになりました。
一応ニンバスの全集を持っているので、時たま参加するかも知れません。
全曲制覇を目指してがんばってください。
0120名無しの笛の踊り02/12/17 12:07ID:SMIl1f9U
ブックオフでドラティの全集¥8100にて
ゲットしますた。

ブリリアント(フィッシャー)とともに
これから聞き比べていこうと思っております。
0121名無し笛の踊り02/12/17 12:52ID:???
おお、新規参入さんですね。お待ちしていました。
いっしょにマターリ聴いていきましょう♪

ところが私自身がいまカキコしにくい状況にあるのが
残念なのですが。わたしもがんばってカキコしますです。
0122雌鶏 ◆Haydn/Pbrg 02/12/17 12:55ID:tLPs5P6G
トリップもハイドンです。ROMしてますた。
デイヴィス&コンセルトヘボウの熊・雌鶏を愛聴してます。
ほかのNoもgoodですよんw
0123名無し笛の踊り02/12/17 12:57ID:???
>>118
校長先生ですね。なるほど。私はまだ未聴です。
名曲とは楽しみです。ただ、私の聴き順ではずっと後のほうのようです。

>>120
ブックオフ恐るべし…ですね。ドラティ、いいナンバーはかなりヨイです。
012412002/12/17 21:12ID:lXYDQOAM
>>123
NAXOSも\950ですから
正に恐るべしです。(藁
0125名無し笛の踊り02/12/20 18:15ID:???
>>1です。今週は一人でマターリ聴いてます。
書かずに聴くというのも、(というかそれが普通なんですが)
ゆったり聴けていいですね!

来週からまた頑張っていきたいですが、
年末ゆえにカキコ不定期になるやも知れません。
カキコできる人はキープ保全よろしくお願いします。
0126ハイドン党員02/12/22 00:59ID:Q0+k9lWu
最近は若い番号の曲ばかり聴いてます。24番はいいねえ。特に第1楽章は尋常ではない。
ホグウッド盤がお勧め。
012744番02/12/22 22:15ID:???
55番に続いては44番を取り上げます。いわゆる「悲しみ」というあだ名のついた曲です。

ディスクはけっこうたくさん出てると思います。筆者はホグウッドかピノックを
よく聴きます。

いきなり本命ですね。この曲ハイドンの交響曲の中で最高傑作じゃないでしょうか?

ホ短調の曲です。数少ない短調の曲のひとつです。全楽章緊張度が高いです。

第3楽章はホ長調だけど、ミュートが使われているのでなんとなく物悲しい楽章です。
この楽章、ハイドン自身が自分の葬儀の時に流して欲しいとの遺言があって、事実
そのとおりに演奏されたと伝えられている楽章ですね。

終楽章は歯切れのよい緊張度の高い楽章で、第3楽章との対比が鮮やかです。
0128102/12/23 14:17ID:???
>>1です。なんだかせっかく盛り上がってきたところなのに
本当に本当に申し訳なく、私としても悔しいのですが、
私の個人的な問題の発生により、パリセット終了をもって連載を
中止せざるを得ない状況に陥りました。大変申し訳ないです。
ごめんなさい。それではさようなら。急な話ですみませんです。
でもいつかきっと戻ってきたいです。その日まで。
0129名無しの笛の踊り02/12/23 23:02ID:???




岡田克彦氏の作曲作品を語るスレッドを楽器・作曲板の下記URLに立てました。
ご興味のある方はどうぞお越し下さい。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/compose/1040567216/l50

0130名無し笛の踊り02/12/24 22:13ID:???
クリスマスsage
0131名無しの笛の踊り02/12/26 23:56ID:???
保全
0132名無し笛の踊り02/12/27 13:59ID:???
復帰・再開の日まで、保全sage。
0133名無し笛の踊り02/12/29 13:30ID:???
来週には何とか復帰できるか、かなり微妙なところです。
もう少し保全でがんばってみましょう。
0134名無しの笛の踊り02/12/29 19:03ID:+4nZdOYO
1さんの復帰を待ちつつ保全あげ。
0135名無し笛の踊り03/01/04 16:24ID:???
いやあ、見れなくて困ってました。ちょっと窮屈ですね。
>>1ですが、来週から暫定的に、復帰します。
ということでageておきます。
0136予定表03/01/05 15:10ID:???
皆さんお久しぶりです。あけましておめでとうございます。
ひさびさの予定表アップです。

今週は
1/6(mon)-1/7 交響曲第40番ヘ長調
1/8(wed)-1/9 レオポルト・モーツァルトの交響曲-3
1/10(fri)-1/11 交響曲第12番ホ長調
の予定です。

ただし、あくまで暫定的なものです。
連載がずっと続くかどうかはまだ未定です。
0137名無しの笛の踊り03/01/05 15:18ID:xYcMb9+R
以後の予定表です。(ハイドン研究所派による推定作曲順
(*は終了。
(sはシュトゥルム・ウント・ドランク交響曲集※ブリュッヘン参照
(hは>>1が持っているホグウットのCD。

1*-37*-18*-2*-4*-27*-10*-20*-17*-
19*-107*-25*-11*-5*-32*-15*-
3*-6*-7*-8*-36*-33*-9*-108*-14*-
40-12-16-34-72-13-23-22(哲学者)-21-24-30-31(ホルン信号)-

39s-29-28-38s-58s-35s-59s-49s-26s-41s-
65s-48s-44s-43s-52s-42s-47s-45s-46s-51s-64-50sh-

55h-54h-56h-57h-60h-68h-66h-69h-67h-61h-53h-63h-
70h-75h-71h-62h-74h-73h-

76-77-78-79-80-81-

パリセット以降はいちおう終了。
0138Hob.I:4003/01/06 15:29ID:???
中規模のおとなしめの交響曲です。できばえとしても普通くらいではないでしょうか?
悪くはない、良い曲ですが、とんでもなく名曲かというとう〜んどうかな、と。とはい
え、特に後半2楽章は、なかなかの充実度です。フィッシャーが良かったです。

第1楽章はのびやかにマターリとはじまります。大空を望むような伸びやかさです。
ホルンの音色がその背景に色を加えます。提示部後半の勢いのある対照がまた見事です。
展開部も結構おとなしめで、なるほどなるほどと、順当に主題が展開されてゆきます。

2楽章は、ちょっと速めのアンダンテ。のんびりしていて楽しい主題はけっこうツボに
入った見事なものではあるのですが、をいをい、それだけ?と思えなくもありません。
ドラティのようにチェンバロの妙技を見せるのも1つの手かもしれませんね。ミノーレ
の変奏はキリリとしていて良いです。

なかなか良くできたメヌエット。標準的ながらも、聴き手を惹きつける魅力を持ってい
ます。内容があるというか、単純ながら聴き応えのあるメヌエットです。低音の充実が
ポイント?トリオも特徴的で、良いトリオです。幅広いホルンの音色、しっかりとした
音楽的内容。

フィナーレはフーガ。主題がハイドンらしくて良いですね。フーガ書法としては、やや
ぎこちない感じもあります。オブリガートの斬新な展開はさすがで、単なるフーガでは
なくフィナーレの任もしっかりと果たしています。低弦でオルゲルプンクトをぶっ放し
てユニゾンで終わるのも気味が良くて好きです。
0139名無し笛の踊り03/01/08 07:35ID:???
>>1
祝復活。ということで、40番を聴いてみよう。
0140Eisen D2403/01/08 14:54ID:???
整理番号Eisen D24 とあるレオポルト・モーツァルト氏のニ長調の交響曲です。ハイドン
コンテンポラリーのシリーズです。1753とありますので、ハイドンの交響曲以前の作品で
す。多少なりとも聴きごたえのある、ちょっとした作品です。まあ、想定された演奏機会も、
想定された演奏者の度量も違いますから何とも言えませんが。

1楽章はゆっくりとしたユニゾンの序奏からはじまり、いきなり主部に突入します。はじけ
るように上昇する主題に、様々な印象的な素材が続いていきます。展開部はあるのかないの
か、展開部と再現部がくっついたような感じで、呈示部に大枠にそって展開しながら進んで
行きます。

2楽章は、晴れ晴れゆったりとしたアンダンテです。単純な主題ですが、微妙に少しずつ
ながら巧みに変奏されて終わります。

3楽章はかるく勢いのある小気味の良いフィナーレです。魅力的な楽章ですが、なんだか
素材を並べただけのような感じも受けます。全曲をかるく締めくくるという感じです。

短いレヴューですが、実際にこんな感じで実に小規模な曲です。
0141Hob.I:1203/01/10 12:08ID:???
かなり地味な存在の交響曲です。特に1楽章、2楽章、楽想が地味なので構成がつかみ
づらかったです。フィッシャーはかなりもぞもぞしていて、なんだかなあ…という感じ。
ドラティは、メリハリ聴いているけど、まあそこそこ。今回は主として、ハルモニア・
ムンディの初期カンタータ集に並録されているクレーマーという人の演奏を聴きました。

第1楽章はこれまた地味でおとなしい主題からはじまります。そのあとトゥッティで
膨らみますが、いつもおとなしい、という域をでません。まあ、優雅で良いのでしょう
けれども、なんとなくぱっとしない感じ。展開部も霧に包まれたようなにぶい展開。
再現部はいっそうおとなしくなり、ゆったり展開・再現。でも全体を通して悪い出来で
はなく、よ〜く聴き込めば、けっこう聴き所はあります。

2楽章は、静かで、深淵で、ややシリアスなアダージョ。暗黒の静寂の中に旋律の光が
キラリと走ります。古典派の様式内にありつつも、印象的なユニゾンの用法などから、
ハイドンの中期に見られる、この世ならぬ効果を生みだしていきます。全体を通して、
やや平坦ながら、聴いていて、飽きさせません。 

やっと来ました。ハキハキとした明るいフィナーレです。でも優雅の域を出ない上品な
プレストです。でもさすがに中間部にもなると、熱っぽい展開も見せてくれます。盛り
上げも、引き際もなかなか見事で、気の利いたフィナーレです。
0142名無しの笛の踊り03/01/11 12:16ID:???
52番のカキコまだかなー
目立たないがケッサクと思われ
0143名無し笛の踊り03/01/11 13:33ID:???
>>142
う〜ん、52番を含め、シュトゥルム・ウント・ドランク交響曲集は
後1〜2ヶ月くらい先になるのではないでしょうか?(順調に行けばの話。)
待ち遠しいですね。
>>127さんのようにスケジュールに沿わなくても、いろいろ感想を
アップしてみてくださいな。お待ちしてますです。
0144予定表03/01/12 10:35ID:???
さて今週は
1/13(mon)-1/14 交響曲第16番変ロ長調
1/15(wed)-1/16 レオポルト・モーツァルトの交響曲-4
1/17(fri)-1/18 交響曲第34番ニ短調
の予定です。

ただし、あくまで暫定的なものです。
連載がずっと続くかどうかはまだ未定です。
0145山崎渉03/01/13 12:37ID:???
(^^)
0146Hob.I:1603/01/14 10:08ID:???
規模は小さめながら、中初期のハイドンらしく充実していて、ちょっと聴いてみるの
に、かなりおすすめな1曲です。室内楽的な感じが強くするので、それなりに腕利き
の人たち向けに書かれたものだと思います。みずみずしいフィッシャーも活きのいい
ドラティもどちらも良いです。

第1楽章はなんだかモダンな響きのする不思議な第1主題からはじまります。2声の
主題というのはいつも心惹かれます。第2主題がぐっときますが、全体としては不思
議なみずみずしくも透明な響きを保っています。展開部も、印象的な滑り出し。順当
ながら、充実した展開を見せてくれます。そしてその勢いで、再現部も。

2楽章は、室内楽的に暖かいアンダンテ。とても暖かい音色に惹かれます。その暖か
さは音楽が良くつまっているところからきます。充実した音楽です。これは展開され
ていっているのか変奏されているのか、良く判断が付きませんが、後半が味わいがあ
ってとても素敵です。

3楽章はまさに軽快に駆けてゆくかのようです。低弦が主題を引き継いでいくところ
に萌え。つづく後半部前半のマターリとした雰囲気もいいですね。細部まで充実して
良く書けたフィナーレだと思います。
0147Eisen D1103/01/15 10:15ID:???
整理番号Eisen D11 とあるレオポルト・モーツァルト氏のニ長調の交響曲です。ハイドン
コンテンポラリーのシリーズです。1750/51とありますので、ハイドンの交響曲以前の作
品です。相変わらず、良くも悪くもない出来です。けっこうおもしろいです。

1楽章はかるく前奏を弾いた後、主題がちょこまかとしたトリルを伴って現れます。ホル
ンのトリルの音色がおもしろいです。細かな刻みと鮮やかなスケールが特徴の楽章です。
展開部はやはり再現部が兼ねるような形になっているのか、提示部が色々と展開されなが
ら再現されていきます。

2楽章は、うるおいをたもったアダージョです。ちょっと長いですが、これは良い楽章で
す。とても良く演奏されています。繊細な高音弦、柔らかな和音、うるおいのあるホルン
が、ひかえめな美しさを持った音楽をゆったりと奏でていきます。構成は単純ながら、ハ
イドンにも見習ってほしいくらいですね。

3楽章は例によって勢いのある小気味の良いフィナーレです。鋭く食い込む高音弦と、高
音部をぷかぷか吹き鳴らすホルンが魅力的です。それから、それらを支える芯のある低弦。
構成的にはやはり弱いような気がしますが、個々の素材がとても魅力的です。

4曲聴いてきましたが、なにより1750-60という時代性と、ザルツブルクという土地性を
強く感じました。ああなるほど、こういう時代で、こういう土地柄なんだなと。
0148Hob.I:3403/01/17 18:46ID:???
特徴は冒頭の緩徐楽章ですが、全曲まんべんなく名曲です。特に前半3楽章、かなり
見事な出来です。これは一聴の価値あり、です。ただし、できればフィッシャーで。

第1楽章は内容豊かな緩徐楽章です。第1主題の緊張感も、第2主題の優雅な流れも
大好きです。どうやらソナタ形式のようで、展開部は複声部の精緻な美しさが見事な
しぶい展開です。再現部は、第2主題が縮小されているのが残念ですが、確固たる内
容を持つ、みごとな作曲だと思います。フィッシャーがよいと思います。ドラティは
繊細さに欠く上に、反復をしていてあまりに長すぎるものになっています。

2楽章は元気の良いアレグロ。軽過ぎもせず重すぎもせずの響きがとても心地よいで
す。この展開部はかなり手が込んでいて聴いていても見事です。これは良いです。
再現部も見事に素材を締めくくっていて、見事です。この楽章はかなり良い出来だと
言って良いでしょう。

3楽章は実に心地の良いメヌエットです。時代様式をしっかりとふまえながら、実に
優雅で、しかも興味深い展開が聴き取れます。トリオもとても優雅で、魅力的です。
このマターリ感は何物にも代え難いでしょう。最後のピツィカートの伴奏が見事。ダ
カーポ・メヌエットもあっさりと。全体をとおして実に見事で愛すべきメヌエット&
トリオです。

4楽章は流れるような走句に引っ張られる、日が差すような明るい音楽です。一方で
中間部では陰陽でやや怪しげな雰囲気を灯した不思議な曲です。前3楽章に対して、
内容は薄目ですが、まあ、気の利いたフィナーレでしょう。
0149名無し笛の踊り 03/01/18 07:35ID:VP/Hdafo
1さんの評を読みながら34番を聴きました。4楽章の講評は実に的を得ていますね。
フィッシャーのしか持ってませんが、2楽章が大好きです。特に途中に何回か出てくるティアー・ティアー・ティア・ティア・ティアっていうワイルドなボウイングが良い。
まさにパパ・ハイドンっていう感じで、思わず微笑んでしまいました。
0150103/01/18 17:30ID:???
うわ〜い。>>149さんみたいなカキコ、とってもうれしいです。
これからも、何とか続けていけるように頑張ります!
0151予定表03/01/20 08:44ID:???
さて今週は
1/20(mon)-1/21 交響曲第72番ニ長調
1/22(wed)-1/23 エマヌエル・バッハの交響曲-1
1/24(fri)-1/25 交響曲第13番ニ長調
の予定です。

ただし、あくまで暫定的なものです。
連載がずっと続くかどうかはまだ未定です。
0152Hob.I:7203/01/20 11:17ID:???
なんかヘン。そんな思いを起こさせる交響曲です。ほんとにヘンな曲。ちょっとつま
らないです。フィッシャーもドラティもいまいち。

第1楽章はドカンとトゥッティをかましながら、へんな主題を奏でていきます。そし
てムズカシソ〜ウなホルンのパッセージ。フィッシャーなんかまともに鳴ってません。
このホルンは何のためにあるんだか。呈示部後半もなんか適当に流れていっているよ
うな、そんな気が。展開部以降も、う〜ん、とは言って、結構見事なんですが、いか
んせん何となく意味不明。

2楽章は癖になりそうな心地よいアンダンテ。弦とフルートの単純な交代なのに、
こんなに人を惹きつけるものかと不思議な気持ちです。バロック風の装飾にもやや惹
かれ気味。

3楽章は漠然とした良くないメヌエット。なんだかぜんぜん私の好みではないです。
ぼそぼそ言っているかと思えば、いきなりがさがさ弾き出したりして、嫌です。トリ
オは管楽器の攻勢が結構魅力的。これは良いトリオ。

4楽章は変奏曲+α。まあまあ普通のアンダンテの変奏曲ですが、何でこんなところ
に…。サクサク進むフィッシャーに、マターリ進むドラティ。私は何を書けばいいの
でしょう。チェロの第2変奏、惹かれますね。細かな装飾音に見事なニュアンスが、
込められています。第4変奏のコントラバス独奏も独創的。ぼそぼそ言っているのが
ユーモラスです。管楽器の第5変奏も結構ぺけぺけ鳴っていて魅力的。まとめ的第6
変奏が終わると、いきなりプレストに突入。どがががとトゥッティをかまして強引に
終了します。
0153山崎渉03/01/21 07:41ID:???
(^^)
0154Wq.182, No.103/01/22 09:35ID:???
整理番号Wq.182、ハイドンの尊敬する大先輩、エマヌエル・バッハ氏の“ハンブルク交
響曲集”から1番です。ハイドン・コンテンポラリー・シリーズです。ソースは適当にそ
こら辺にあったナクソスです。“ベンダ”っていう指揮者が振ってるです。1773。弦だ
けと編成こそ地味なものの、革新的で、内容のある作品集です。

第1楽章は、形式不明で何ともとらえにくい楽章です。でも、デコレーションケーキのよ
うに色々な楽想が次から次に出てきて、特に新鮮な音色がいっぱい詰まっています。感じ
としては、イメージ通り、ベルリン・バロックを前古典派風に展開したといった風です。
良く聴き込めば、色々な発見があっておもしろいです。終止もディミヌエンドで、珍しい。

第1楽章のさりげない絶妙の終止に導かれて、第2楽章です。忍び寄るようにはじまり、
不思議な静けさをともします。威厳あるのあるユニゾンと、涼しげなメロディーの交代が
魅力的です。これもさりげなく次の楽章を導きます。

第3楽章は、バロックソナタのフィナーレを古典派風に拡大したような雰囲気です。決し
てフィナーレを軽視しない、充実した作法がうれしいです。のびやかでシリアス、という
決して油断のならぬ音楽が展開されていきます。バロック風の細かな音符の動きも魅力的
です。
0155Hob.I.:1303/01/24 10:26ID:???
祝祭的で豪華で晴れやかな交響曲です。内容もこれは、と思わせる、なかなかの充実度で
(しかしもう少し何かほしいなぁと思いつつも)花丸で推薦してしまう、そういう曲でした。

第1楽章は晴れやかな雰囲気の中、第1主題を踏みしめていきます。なかなか充実したも
のですが、なんだか響きの勢いで攻めている感じもなくはないかもしれません。まあ、結果
として、聴きごたえがあるのだから良しとしましょう。展開部〜再現部は実際に結構手が込
んでいて技法的にも、満足のできる出来です。

2楽章は、チェロ・コンチェルト。弦楽の柔らかな伴奏に乗ってチェロ独奏が朗々と歌って
いきます。とても静かな曲ですが、その静けさの中に、キリリと冴えた知性、祝祭的なリッ
チ感が姿を現します。かなり上等で高級な曲です。聴いていてカッコイイです。

3楽章は祝祭的で威勢のよいメヌエット。良く溶け合うトゥッティの間に、素朴な生の素材
を置いていくところが、またいい味を出しています。そして、トリオが、またいい!フルー
トのソロの清涼感は、きわめて単純な使い方ながら、いったい他の誰が考え得たのでしょう
か。合いの手の弦の鋭さが、また清涼感を際だたせています。

4楽章、良いですね、この楽章!フーガを思わせる胸をすくような主題に、良く響く木管の
合いの手が絶妙。楽想を良くねって、山盛りに器に乗せたような、豪華さが何よりも見事で
す。なんと贅沢な音楽でしょう。特に展開部の、怒濤の展開。
0156予定表03/01/25 18:42ID:???
突然ですが
1/27(mon)-2/1 お休みをいただきます。

次の週には復帰したいです。
(…そのまま復帰せず終わってしまう可能性も?)
すみません。不安定な情勢ですので。
 
0157名無しの笛踊り03/01/26 23:51ID:???
ということは、今週は復習ですね。
突然メジャーな100番「軍隊」を聴いてみました。フィッシャーとカラヤンで。
楽譜をみながら聴いてみると、2楽章ではどちらも打楽器を楽譜通りには
やってませんね。
0158103/01/27 10:08ID:???
“軍隊”ですね。いやぁ、懐かしいです。
打楽器は楽譜どおりでないと。うう、気づきませんでした…。
私もスコアくらい買ったほうがよいのでしょうか。
0159sage03/01/29 12:51ID:cAnw3cBu
保全
0160名無しの笛の踊り03/01/30 01:03ID:???
最近「告別」の入ってるCD見かけないよねえ・・・ 昔はハイドンの交響曲と来たらびっくり、時計、そして告別だったような気がする。
フィルハルモニア・フンガリカの記憶が強くてねえ。最後のヴァイオリンが消えゆくろうそくの炎のよな・・・
0161名無しの笛の踊り03/01/31 05:24ID:???
昔「告別」をライブで聴いたとき、最終楽章は奏者が一人一人退場した。演奏会慣れ
していない友人は、「最初の人が退場したとき、てっきり病気かと思った。」と言ってた。
0162名無しの笛の踊り03/02/02 07:09ID:???
age
0163予定表03/02/03 10:48ID:???
さて今週は
2/3(mon)-2/4 交響曲第23番ト長調
2/5(wed)-2/6 エマヌエル・バッハの交響曲-2
2/7(fri)-2/8 交響曲第22番変ホ長調 「哲学者」
の予定です。

ただし、あくまで暫定的なものです。
連載がずっと続くかどうかはまだ未定です。

72*-13*-23-22哲学者-21-24-30アレルヤ-31ホルン信号-

(*は終了。
0164名無し笛の踊り03/02/03 12:13ID:???
test
0165名無し笛の踊り03/02/03 12:14ID:???
test
0166Hob.I;2303/02/03 12:16ID:???
中期の余裕を感じさせる、熟達した作曲法による一曲です。安心して名曲と呼べる出来です。
初期の間はなんとなく??という曲も多かったですけど、このあたりから、ハイドンの作曲
も次なる段階へ進みつつあるのではと、期待を感じます。この次も名曲でありますように。

第1楽章はフィッシャーは和声の豊かさと、流線型のシェイプ、ドラティは、青空のような
すがすがしさと、ガッチリとしたシェイプを基本としていて、印象はずいぶん異なります。
曲自体がとてもしっかりしているので、どちらのアプローチも成功しています。局地的な見
事さよりも、全編の充実が見事です。

2楽章は地味で、美しいのとも少し違う、けなげな曲ですが、しっかりとした古典派様式と
充実した作曲が、親近感と好感を生み出しています。一見単純に見えて、しっかりと十分に
聴き手を楽しませてくれる、アットホームで嫌味のない曲です。

3楽章のメヌエットはシンプルで嫌味のないカノンです。室内楽的な響きがとても好ましい
です(フィッシャー)。トリオもカノン。でもちょっと存在感薄です。フィッシャーのメヌ
エット再現部のホルン補強は、にじゅうまるですね。

4楽章、楽しくざっくばらんにフィナーレしつつも、かなり精緻な音色でも勝負するという
不思議な楽章。息絶え絶えのような静かな終止も摩訶不思議。

全体としてはフィッシャーが2000年の録音だけに、私たちに近いコンセプトで、聴きやすい
です。このフィッシャーはおすすめ。
0167Wq.182, No.203/02/05 10:02ID:???
整理番号Wq.182、ハイドンの尊敬する大先輩、エマヌエル・バッハ氏の“ハンブルク交
響曲集”から2番です。ハイドン・コンテンポラリー・シリーズです。

第1楽章は、一見、ありがちなBGM系の音楽のような表情をしていながら、絶妙な音使い
と、のびのびとして、さりげないまでの自然さが、聴き込むほどに魅力を増大させてゆく
曲です。過飾を廃した簡素な音の中に、音楽の骨組みが、みごとにかみ合っています。

第2楽章は古典派の到来を告げるかのような、新しい感覚のアダージョです。その音の静
けさと精緻さは、一輪の青い花を間近でゆっくり眺め鑑賞するときの、美しさと緊張感と
同じものがあります。

第3楽章は、マニアの境地に至る絶妙なリズムが聴きものです。バロックでも古典派でも
ない、もう一つの深い世界。低音の妙なる進行が、“通”を感じさせます。筆者小人ゆえ
言葉になりませぬ。
0168名無しの笛踊り03/02/07 08:05ID:???
ネタは無いけど上げときます。

次の22番はドラティは複数バージョン録音しているという話を聞いたけど、本当?
持ってないのでご意見よろしく。
0169103/02/07 10:47ID:???
なぬ、そうだったのですか。調べてまた聴いてきます。
ひとまず通常ヴァージョンで聴いた分をあげときます。
0170Hob.I:2203/02/07 10:51ID:???
哲学者。案外つまらなかったです。いや悪い出来ではないのですけど、何か“えっと、それ
だけ?”という感じがどうしてもしてしまいます。今回はラトルも聴いてみましたが、これ
も、案外普通の演奏に聞こえました。フィッシャーでいいのではないでしょうか。

第1楽章はまさに哲学者らしく、ゆっくりと意味深長に歩んでゆくアダージョです。幅の広
いホルンの吹奏とイングリッシュ・ホルンの掛け合いによる主題、背景の弦の刻み、ひらひ
らと舞い降りてくる第2主題などがポイントです。展開部も安定した出来。

2楽章は少しばかり気合いの入ったプレスト。これも平均的な出来なのではないでしょうか。
第1第2主題ほか素材がうまく組み合わせられていて、なかなか絶妙で、聴いていて飽きま
せん。ただ、何度も聴きたいかというと、疑問符。

3楽章のメヌエットはこれもシンプルで、良くありがちなものです。しかしそれなりに充実。
トリオはホルンが活躍する牧歌的な音楽です。まあ悪くはない出来でしょう。

4楽章、これも普通のフィナーレといえば普通のフィナーレ。しかし決してマンネリ化とか、
そういう感じをさせないところが、凄いところ。いや十分に充実していて楽しめます。

今週の分では、タイトル付きの22番よりも、表題なしの23番の方が楽しめたです。
0171金玉03/02/09 00:23ID:???
35番名曲だよなぁ〜
あと24番も好きだなぁ〜
もえ〜
0172予定表03/02/09 17:42ID:???
さてさて今週は
2/10(mon)-2/11 交響曲第22番変ホ長調 「哲学者」-異稿
2/12(Wed)-2/13 エマヌエル・バッハの交響曲-3
2/14(fri)-2/15 交響曲第21番イ長調
の予定です。

ただし、あくまで暫定的なものです。
連載がずっと続くかどうかはまだ未定です。
0173名無しの笛の踊り03/02/11 10:34ID:ahdvjTQD
 デレック・ソロモンス&レストロアルモニコの「交響曲集U」No.26を聴いてます。
今聴くと技術的に拙くやや微温的な感じも受けますが、リリース当時は各声部が明瞭
に聞き取れキレのよい弦楽器に目を見張ったものでした。

 当時の解説書(故佐々木節夫先生)には「オリジナル楽器による全曲録音」を目指
したという記載がありますが国内では「疾風怒濤期」のT〜V集で終わってしまった
模様。此の辺の事情を御存じの方はいらっしゃいますか?まだあまり話題にならなか
ったのでしょうか。未だにオリジナル楽器による全集は出現してませんし。
0174103/02/12 12:01ID:???
すみません、事情により、アップが遅れています。すみません。
そろそろ本当に駄目(掲載打ち切り)になるかもしれません。
0175名無しの笛の踊り03/02/12 12:11ID:???
いろいろな人が、気ままに順不同で聴いてアップできたらしましょう。
ハイドンの交響曲は、宝の山です。
017603/02/13 11:03ID:???
そうですね私ももちろんがんばりますけど、
皆さんも、感想をアップしてくださると助かりますし、
スレが楽しくなります。
0177Hob.I:22+03/02/13 11:05ID:???
哲学者。an alternative versionです。Venierという出版社(?)が出した版に含まれてい
るそうです。第1楽章カット、2,4楽章がそのままでイングリッシュ・ホルンをフルート
に持ち替えたものです。中間にAndante graziosoの緩徐楽章が挿入されています。ドラ
ティの全集に含まれるものですが、結構楽しめました。何よりみずみずしいフルートの音色
と、全体の構成の小気味の良さが、むしろ通常ヴァージョンより好ましい感じです。2,4楽
章にはフルートの音色の方が絶対に合っていると私は思います。

1楽章を丸ごとカットというのはちょっと寂しい気もしますが…。

それから緩徐楽章が短いながらも、結構な名曲です。暖かでアットホームで、ちょこっとだけ
ロココ。すぐ終わってしまうのがちょっともったいなく思えるです。
0178Wq.182, No.303/02/13 11:07ID:???
整理番号Wq.182、ハイドンの尊敬する大先輩、エマヌエル・バッハ氏の“ハンブルク交
響曲集”から3番です。ハイドン・コンテンポラリー・シリーズです。

第1楽章は、普通の出来の楽章。この曲集に占める位置としては、かなり存在感の薄いよ
うな気がします。スケールの効果的な使用がポイントでしょうか。第1主題を用いた展開
部にも惹かれます。

第2楽章はアタッカでいきなり入るのでびっくりします。重く深いトゥッティが鳴り響い
た後、静かで清涼なアダージョが展開されます。この曲の中では最良の楽章かと思われま
す。ゆっくり楽しみましょう。

第3楽章は、ちょっと規模の大きめな楽章。優しく暖かい音楽です。展開部以降も地味で
なんとなく寂しいですが、まあ、悪い音楽ではないでしょう。

う〜ん、どうもこの曲、平凡で仕上がりとしてもあまりおもしろくなかったです。
0179Hob.I:2103/02/14 08:34ID:???
それなりによい、平均的な出来の交響曲。でも飽きの来ない音楽でもあります。個人的には
結構好きになれる作品でした。

第1楽章はゆーったりとしたアダージョ。なんだかすがすがしい気分にさせてくれます。細
やかな弦の表情がとても素敵です。マターリ・リラックスの前半に対して、後半は堂々たる
トゥッティや木管の活躍などで、なかなか聴かせてくれます。

2楽章はこれまたノリのよいプレスト。この快速感は結構爽快です。充実度は平均的ですが
このノリの良さには感服。展開部も平凡ながら、良い出来のように感じます。

3楽章は普通のメヌエット。(ピアノで弾いた方がいいのでは、というメヌエットもある中
で、)オーケストラ音楽によく似合うメヌエットでもあります。しかし、よーく聴いている
と、結構楽しめる充実したメヌエットです。短調で忍び寄るトリオには感服。

4楽章、出だしは“なんだこれは”という不安定な出だしですが、全体の内容としては、内
容豊富なフィナーレなのではないでしょうか? でてくる素材も、その使い方もかなり当を得
たとおもえる良い作品です。途中のゴリゴリのシンコペーションが楽しい。
0180予定表03/02/16 09:46ID:???
さてさて今週は
2/17(mon)-2/18 交響曲第24番ニ長調
2/19(Wed)-2/20 エマヌエル・バッハの交響曲-4
2/21(fri)-2/22 交響曲第30番ハ長調「アレルヤ」
の予定です。

ただし、あくまで暫定的なものです。
連載がずっと続くかどうかはまだ未定です。
0181Hob.I:2403/02/17 15:48ID:???
なかなかの名曲と聴きました。なかなか気の利いた交響曲として、おすすめできます。

第1楽章はなんと第1主題を管楽器が担当。マターリ系です。かなりイイです。マイペース
の第2主題も魅力的です。とにかく呈示部を構成する素材1つ1つが魅力的ですね。展開部
は単純にしかし怒濤のごとく押し寄せてきます。再現部はなんと短調で開始。なかなか見事
で骨のある楽章でした。

2楽章はフルート協奏曲。前古典派風。聴いていて楽しいですが、何となく、平凡でありが
ちなフルート協奏曲のような気もします。ここはマターリ独奏を楽しみましょう。

3楽章はなかなか思い切った野趣のあるメヌエット。踊るにはちょっと恥ずかしいですが、
聴きごたえは満点です。しっかりした低音とヴァイオリンの鋭い食い込みがポイント。トリ
オはのんびりしていて楽しいです。管楽器中心。

4楽章、いきなり弱音ではじまり、その上を主題が流れていきます。その後は実に威勢の良
いフィナーレ。呈示部も充実していますが、展開部はなかなかの聴きもの。色々な作曲の名
妓が怒濤のごとく押し寄せます。いい曲でした。
0182Wq.182, No.403/02/19 12:41ID:???
整理番号Wq.182、ハイドンの尊敬する大先輩、エマヌエル・バッハ氏の“ハンブルク交
響曲集”から4番です。ハイドン・コンテンポラリー・シリーズです。

第1楽章は、噴水の水のようなキラキラとした短い序奏に導かれ第1主題が現れます。つ
づいて哀愁ある印象的な第2主題がつづきます。展開部は短くあっという間に終わります。
再現部後半には第1主題が比較的大きく展開され、2楽章につづいていきます。

第2楽章はゆったりとした流れの中に、遠いバロックへの哀愁が感じられる緩徐楽章です。
とは言っても完全な前古典派スタイルですが。マターリしていて悪い曲ではないのですが
1,3楽章に見られる音使いの微妙さ巧妙さはあまり聴かれません。

第3楽章は、名曲です。絶妙に第1主題を展開した後に、見事なのが第2主題。この素晴
らしさは、筆舌に尽くしがたいですね。高音の持続音に対して見事な低音の動き。展開部
なしで、再現部につづき、再現部も繰り返しです。

全体を通して結構良い曲でした。
0183名無しの笛の踊り03/02/21 01:55ID:ipTQioeJ
ここのスレ見て参加しようとタワーやHMV探しましたがノイズ混入クレームの影響か
フィッシャーの全集見当たりませんね。結局渋谷タワーでドラティ全集を購入して聴き
始めましたが1番以降の初期の交響曲も木管のニュアンスが豊だったりイイ曲が結構あ
り、先が楽しみです。
0184名無しの笛の踊り 03/02/22 12:48ID:???
おやおや、私の地方では結構たくさんありますけど。>>フィッシャー
ドラティは平均点高め、フィッシャーは録音年代が後半が見事です。
感想のアップお待ちしてますです。
0185Hob.I:3003/02/22 12:50ID:???
アレルヤ。なかなかの名曲です。個人的にはかなり好きです。

第1楽章はフィッシャーは元気はつらつ、ドラティはゆったり、双方捨てがたい名演です。
個人的にはトランペットの効いたフィッシャーの方が好きです。冒頭から古いアレルヤの旋
律を奏でていきます。オーボエの持続音に導かれる第2主題も好きです。展開部から再現部
の展開もいつものごとく充実していて、ハイドンの調子も好調といったところでしょう。

2楽章はゆったりとしたアンダンテ。フルート独奏が大活躍します。静かな、味わいのある
小気味のよい楽章です。ミノーレからはじまる小さな展開部も魅力的です。

3楽章はフィナーレ用に作られた特製の5部形式のメヌエット&トリオです。トリオが2つ
でてきて、それがメヌエットにはさまれます。まずは節が実に魅力的なメヌエットから。特
にフィッシャー、素晴らしいです。第1トリオはヴァイオリンとフルートのユニゾンで流れ
るように音符が連なっていきます。メヌエットをはさんで、何とも異様な特徴ある第2トリ
オが続き、メヌエット、コーダという風になっています。
0186名無しの笛の踊り03/02/24 01:42ID:tnt9+9Cs
どうも183です。

ドラティで24番&30番聴きました。
自分で聴いてから181&185のコメントを拝見するとコメントの適切さに
唸ってしまいますね。

自分としては24番・30番とも第2楽章のフルートソロが美しく理屈
抜きに楽しめました。このあたり曲そのものの魅力か、ドラティ盤の美
点なのかフィッシャーやホグウッドの演奏と聴き比べて確認してみたい
ものです。24番のメヌエットもリズムのキレが良く楽しめました。

本題から外れた余談で恐縮ですが・・・先日ハイドン・シンフォニエッ
タ・トウキョウという音大関係者のアマチュアオケの演奏会を聴きまし
たが同時代ウィーンで活躍したというヴァンハルとハイドンの作品を取
り上げていましたが、ハイドン作品に比べて特に「嵐」の終楽章の「嵐
」の表現はドラマティックで「田園」の嵐の描写の先駆けかとも思われ
なかなか楽しめました。

(参項)当日のプログラム
2003年 2月15日(土)
ウ゛ァンハル:変ホ長調第1番「嵐」、変イ長調第1番
ハイドン:第22番変ホ長調「哲学者」、第58番ヘ長調

※ハイドン・シンフォニエッタ・トウキョウ
http://www.h5.dion.ne.jp/~haydn/
0187103/02/24 15:46ID:???
1です。せっかくすばらしい旅の道連れがあらわれたところですが、
また、例によって、わたくしのほうの状況が苦しくなってきました。
>>186さんにはこの上なく申し訳ないですが、しばらくの間
お休みさせていただきます。ごめんなさい、みなさん。
018818603/02/25 07:42ID:4TeZXA2U
>>1
ご苦労様です。
1さんが復帰するまで(途中参加ですので)「復習タイム」にしては如何でしょう。
小生も可能な範囲内で感想をかいてみたいと思います。
0189名無しの笛の踊り03/02/25 09:29ID:???
良スレあげ
019018603/02/26 01:03ID:0Ds2eI8Q
 初期の交響曲から初っ端の1・2番を聴きました。
 1番はドラティの演奏では特に1楽章が弦楽主体の推進力のある曲で確かに後期とはまた違った魅力を持った曲ですね。
今思い出しましたがケント・ナガノが以前来日公演のプログラムで1番を取り上げていた筈です。
2番は終楽章で工夫がみられるものの1番に比べると今一つ魅力に欠ける気がします。
次は37・18・4番を聴こうと思います。V
0191103/02/26 12:09ID:???
ああ、懐かしいですね1番、2番。1番は魅力ある曲でした。
私のほうは残念ながら3月半ば過ぎまで、アップできないかもしれません。
スレの維持のためにちょこちょこコメントをカキコはしていきますが。
いちおう現在の私の状況を再掲しておきます。
1*-37*-18*-2*-4*-27*-10*-20*-17*-
19*-107*-25*-11*-5*-32*-15*-
3*-6*-7*-8*-36*-33*-9*-108*-14*-
40*-12*-16*-34*-72*-13*-23*-22*-21*-24*-30*-31-

39s-29-28-38s-58s-35s-59s-49s-26s-41s-
65s-48s-44s-43s-52s-42s-47s-45s-46s-51s-64-50sh-

55h-54h-56h-57h-60h-68h-66h-69h-67h-61h-53h-63h-
70h-75h-71h-62h-74h-73h-

76-77-78-79-80-81-
0192名無しの笛の踊り03/02/27 07:01ID:???
>>191
長い道のりだったね。
019318603/02/27 07:02ID:3J585cY+
37番ドラティで聴きました。
「ティンパニ・トランペット無し」バージョンの方です。
派手バージョン(笑)もその内聴きたいですね。

朝聞くとすっきりさわやか(笑)って感じの曲ですね。
終楽章が比較的短いため「・・・えっ終わったの?」とい
う印象です。以前聴いたマンハイム楽派の交響曲あたりに
通づる印象が。C.P.E.バッハより素直な曲調かな?
0194名無しの笛の踊り03/02/28 09:58ID:rMaJIFpP
保守age
0195名無しの笛の踊り03/03/01 12:51ID:sppLI1Ch
ドラティで18番聴きました。
アンダンテ−アレグローメヌエットと「3楽章の交響曲=急−緩−急」の裏返しの
ような構成。全体にあまり交響曲っぽくない印象です。

1楽章は「まったり系」何だか曲の途中から聴き出したような印象が。
全体に流れがイイので聴き飽きないですね。
2楽章、イキの良い楽章ですが、先の37番と比べると若干推進力が弱め?
他の指揮者の演奏でもこうなのでしょうか。
フィッシャーの全集、バークシャーのHPを見ると$65.57で有る模様。
発注してみましょうか。
3楽章は宮廷風?な印象イメージ。「ホルンを伴い恰幅のよい」Aと「しっとり&ちょっと憂いを含んだ」B
から再びAに戻る分かりやすい3部形式。
この楽章結構良く出来ているのでは?小生結構気に入りました。
0196名無しの笛の踊り03/03/02 23:23ID:mYpq5Cle
4番聴きました、ドラティです。
まだ5番目、1さんが復活するまでに追い着けるか微妙です(苦笑)

3楽章形式で1楽章は勢いとキレがあり聴かせます。チェンバロが随分ハッキリ聞こえますね(笑)
2楽章は明け方の人気のない道を歩いている雰囲気に似たちょっと不思議な曲想。
3楽章はホルンが活躍する親しみ易いメヌエット。
短いけれどなかなかチャーミングな曲ですね。

一人で下手な感想書き連ねてすいません。
同じ番号の曲でなくても皆さん良かったら書き込んで下さい。
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