>>506
その問題についての柴田氏の意見は、岩波新書から出ている『グスタフ・マーラー』を参照してください。
カウベルの問題にとどまらない、音楽観の根底に通じる問題として論じられています。『大地の歌』や『第9』の項でもカラヤンへの言及があるので、それとあわせてみると、筆者がカラヤンをどう評価しているかよくわかります。
ザルツの『第6』については確かに絶賛してました。ただ、第1楽章はテンポが速すぎ、第3楽章ももっと歌ってほしいと注文つけてたけど。
その頃の演奏としてはアバド・ウィーンフィル(これもFMライヴ)がより好みだといってましたね。

柴田氏はカラヤンについては、その実力に感心するけど、根底のところでどこか違和感が残るという感じだったようです。