「カラヤン調書」という本によると、このタコ10をカラヤンに指揮するように
勧めたのはオイストラフだった。(オイストラフ自身の証言による)
この曲はまだ出来て間もない頃でカラヤンはまだその存在を知らなく、
オイストラフのおかげで興味をもったらしい。

さて、1699年にソ連へ演奏旅行した際この曲をとうとう作曲家の前で演奏した。
演奏終了後、ステージに上がった作曲家は感動して涙ぐみ、
「自分の曲がこんな風に解釈されて演奏されたのは聴いたことがない」、
とショスタコーヴィチが述べたことをシュバルベが証言している。
また、オイストラフには「この曲がこれほどまでに美しく演奏されたのは
聴いたことがない」と言ったそうだ。