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 ところで最近、《未完成》を《7番》と表記しているケースが多いですよね。
あれは嫌でねえ。《グレート》は昔《7番》だったんですよ。それから《9番》
になって、いまや《8番》になっている。あれも学者がいけないんだよ。
 《グレート》を《9番》にしたために、《7番》が欠番になっていたんですよ。
それを繰り上げた。《未完成》が《7番》というのはぜんぜんイメージが違うな。
これも、こっちが年寄だからそう思うのかな。若い人たちにとっては最初から《7番》
だからな。
 だけど、姓名判断なんかでいうと、奇数は強い数字で、偶数は弱いんですよ。
その説からいっても、《未完成》は《8番》だな。ベートーヴェンの交響曲だって
そうじゃないですか。異論のある人は出て来なさい。

出典:「宇野功芳の白熱CD談義 ウィーンフィルハーモニー」