フルトヴェングラー No. 5
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0588名無しの笛の踊り
02/12/09 11:39ID:???功罪含めて大きなモノがあった。罪の最たるモノが「ブルックナーの本質」概
念を振り回し、フルトヴェングラーやカラヤン、その他、宇野の意に添わない
演奏家のブルックナーを否定し、一般愛好家に対する先入観を植え付けたこと
であると言えよう。
フルトヴェングラーのブルックナーは、フルトヴェングラーの遺したたくさん
の演奏の中で、もっともフルトヴェングラーらしいものであり、フルトヴェン
グラーを追体験したいと思う聴き手にとっては、なによりフルトヴェングラー
がいかなる演奏を心がけていたかを知る最善の資料である。
逆を言うと、フルトヴェングラーのブルックナーを、ブルックナーの様式を
破壊するモノとして否定する立場からは、フルトヴェングラーのベートー
ヴェンもまた様式を破壊するモノとして退けられねばなるまい。
このような立場こそ、「文献学が認識に先立つ」世界観として、巨匠自身が
危機感を抱いていた考え方である。
フルトヴェングラーに強い関心や共感を抱く諸兄においては、もはや宇野の
言説を真に受ける段階は卒業なさっていることと思われるが、それでも
> フルトヴェングラーのブルックナーはダメなんて嘘ですね。
という発言を見るにつけ、宇野の影響の強さを感じ、一筆投稿認めた次第。
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