>そのポピュリズムがどこから来たのかといえば、
>スターリンの意を受けたソヴィエト文化官僚たちの圧力
>であるわけで。

つまり、官僚が作曲家に作曲法を教えた、とでも?

まあ、政治的な圧力とポピュラリティに相関があると
しても、ショスタコが頻繁に演奏されるのは、なによりも
作品の価値の高さ、交響曲から室内楽、オペラと幅広い
ジャンルに膨大な作品があって、古典的な編成の楽団でも
演奏可能な作品だからと、おれは思うのだけど。

それと、ソ連という20世紀の世界でとてつもなく巨大な
存在についての歴史的な検証もやはり、昨今の大きな
テーマだとして、ショスタコの演奏はそういうものの
一つの方途だと見なされている、とかいろいろな考え方が
あるように思う。いまさらだけど、交響曲でいえば、例えば
反体制的と目されている4、8、10、13番なんかは、表面的な
ポピュラリティーとは別の観点で、注目され愛されている作品
だと思うけど。