> あと、なんか周波数のレンジが狭くないですか?(気のせいかな?)

やっぱり、クセナキスってクラシック音楽ベースの人だから。
クラシック音楽での周波数の上限って、5000Hzくらいなんですよ。
ピアノやピッコロの最高音がそれくらいの音。
で、テープに具体音を切り貼りするにしても、そうした帯域を飛び越えるという
発想は、そう出てこない(湯浅譲二が、「イコン」(1967)で1万ヘルツ以上の
音を使ったりもしてはいるが)んだと思う。
それに、クセナキスは苛烈な戦争体験で、それこそ高域難聴になっていた可能性
が高いと思われる。「エルの伝説」では、かなり高めの帯域も混ざってくるけど、
1万を越えるような帯域に、音が集中することは殆ど無い。

でも、いいじゃないですか。「ペルセポリス」の魅力は他にいくらでもあるんだから。