>>210が「外在的秩序」でいいたいのはラテン的明晰さ、つまりアポロン的な造形美
のようなものだと解釈できる。今でもポリーニの指向はそれこそ「骨の髄まで」変わらない訳だ。
そこで問題なのはポリーニがそれを表出するためには彼のかつて所有していた「ソノリテ」
と「マエストリア」が必要だったってこと。音楽の隅々にまで光を当てる力をある時期は持っていた。
その部分に翳りが見えてきた今、彼がなすべき事は何か、という事を問題にしているのだ。

ミケランジェリなどもある意味同じ方向性だったのだが、幸い彼は最晩年まで「ソノリテ」に
おいてはかなりの水準を保つ事ができたのだが…

老いてぼろぼろになりながらもその方向いっぽんやりで行くのは確かに王道だ。
ま、このまま王道(?)を行って朽ち果てるっていう可能性が大きいかな。

>>323
漏れは別にポリーニに必死さが足りない、それが問題だといってる訳ではないのだ。
それは解ってもらえるよね。彼が音楽に真摯に向き合っている事は痛いほど解る。
ただポリーニはその指向性と表現に齟齬を来しつつあるのだ、といいたいのだ。

残念ながら>>210はその問題を「最近の若い日本人は」のような卑近な話題に摩り替えて
しまってる。まぁ、なんかの評論に対して「日本人的感想だな」みたいな事に還元するヤシ
にロクなヤツがいないのは確かだが。あと工業高校とか音大生とかいってるヤシも同罪。
自分が優位に立てる方向に話題を振りたいだけなんだな。