みんな本当に70年代のポリーニに「テクニック」があったと思いますか?
何も真のテクニックとは・・・などという事を言いたいわけではないんですが、
みんなはポリーニの「今まで聴いたことのない音の並びや響き」にビクーリしたわけでしょう。
その響き、指の機動性と平衡感覚は凄かったですが、
一方で「ヘンなクセ」があったり、表情記号等は一応なぞるように従っているだけのような、
そんな無神経と紙一重のような演奏だったと今となっては思います。