アシュケナージの何がダメって節操のなさだと思うけど。
ラフマニノフの協奏曲のようにこだわって何度も録音してる(しかもどれも高水準)
かと思えば、デッカに急き立てられたとしか思えない死屍累々「全集」の数々。
近年はEXTONから悲惨な演奏を次々リリースしているけど、正直ピアニストとしては
完全に終わった人。指揮者としてはなかなか良いし、人間的にも尊敬できるんだけど。
すでにベト協1番フィナーレの「ドレミファソラシド」が揃わないのだから、潔く
ピアニスト引退して欲しい。

ポリーニは技術(打鍵&離鍵!)が甘くなると演奏が崩れるタイプ。
やはりアバドとのベト協のCDなどは、編集しまくっても「ドレミファソラシド」が
揃わないなど悲惨な状況だ(ベームとの録音は良い)。
彼の場合、ショパンエチュードやペトルーシュカのあまりに鮮烈なイメージを30年
間にわたって引きずられてしまったのが可哀想。彼の良さは完璧なテクニックではなく
大らかな音楽性にあると思う。