マズアに限らず日本ではまだまだ名指揮者の演奏に触れる機会が乏しいからではないの?
数少ない機会も東京がほとんどだし、来日オケの公演は高いし。まあせいぜい在京オケに
客演で来るデュトワやサバを有り難く聴くくらいのもんだろう。日常的には。

欧州だとまず生の評価ありきっていう感じがする。それでCDはうしろに参考として付いて
くるものというか、そんな感じ。少なくとも現役指揮者はそのように評価される。
それと密接な関係にあることだが、欧州ではクラシック聴くのは保守的な老人とか階級的
に割とアッパーな人たちが恋人や夫婦や家族ぐるみで堂々と聴いてる感じ。日本だと学校
や会社の普通の人たちとはちょっと人種が違うと思われてる感じのマニアックな人が聴く
感じ。だから日本で好まれる「猟奇的怪演」のようなものは欧州では大して受けない。
そうした聴衆の間にある齟齬ならあると思われる。