オペラ座の征爾 増収に貢献

 オーストリア通信によると、ウィーン国立歌劇場(オペラ座)のホレンダー
支配人は29日の記者会見で、9月から約3カ月間の客席稼働率は前年
同期比5ポイント増の95・4%で、30万ユーロ(約3660万円)の増収と
なったと発表した。

 特に9月に音楽監督に就任した小沢征爾氏の公演で満席が続いており、
同支配人は「彼はオペラ座にとって神の恵みだ」と述べ、早くも「小沢効果」
が表れていることを強調した。

 小沢氏の指揮するオペラの人気は高く、12月の公演も日本人観光客の
ツアーの予約などで高額の座席のチケットさえも確保しにくい状態という。

 同歌劇場は、完全国営時代に経営が悪化。1999年に独立採算制とな
り、トヨタ自動車、テレコム・オーストリアなどの民間企業の後援を受けるな
どして経営改善を進めている。

http://www.sankei.co.jp/news/021130/1130bun027.htm