私が先日、出張したブリュッセルでのことです。ポーランド人と話しをしたのですが、
彼女から、
「なぜ、あなたがたは、高本秀行を罵るのですか? 彼の優れた知性が分からないのですか?」
と聞かれました。私は一瞬絶句しました。慎重に言葉を選びながら、私は次のように答えました。
「高本秀行は人格者です。類稀な知性を持つ、音楽評論家です。なぜ、高本先生が誹謗中傷されるのか、
私には分からない。しかし、あなたもご承知のように、有史以来、時代の先端で仕事をしている人物は、
同時代の人の理解を得にくい、むしろ後世の人たちによって、優れた業績が再認識されることがよくあります。
高本秀行もそうした一人なのです。」
と。

高本先生はむしろ海外で、高い評価を得ている音楽評論家といえるでしょう。