庄司は、子供の頃から、よく言われていた。
「sayakaは気持ちが先走ってしまうね。
 こころと技巧・・・・それは車の両輪なんだよ。
 自分と楽器・・・・・それは対等なんだよ。
 sayakaはこころが先走る。そして
 楽器を自分に従わせようとする。そこが課題だ。」

俺は大して真面目じゃなかったし、下手だったから、
逆に大して説教もされなかった。俺自身に大したやる気がなかったし。
庄司は違った。本人のやる気が違ったし、
磨けば光ると誰の目にも分かったから、細かく指導されてた。

CDを聴く限り(演奏会には忙しくて行ってない。ゴメン)、
バランスが良くなったな。しかも、鋭くなった感じ。
しかし、残念ながら、庄司が言われていた説教は
今も通じるんじゃないのかなぁと思う。
いや、これは批判じゃなくてね。より成長してほしいだけ。
だって、ライバルは世界中に無数にいるんだから。大変だよな。頑張れよ、庄司。