ナチスに協力したメンゲルベルクの戦時中の行動についてクレは決して
許しはしなかったはずだ。それにもかかわらず、追悼コンサートを振った
指揮者は他ならぬ迫害の被害者クレンペラーであった。
それも空前絶後の「復活」で彼を追悼したのだ!
政治に翻弄された音楽家による音楽家に対するレクイエム。
クレンペラーの透徹した人間観・死生観に感銘を受ける。