>>637
いやいや、635さん。
そこまでへりくだる必要はありません。
クレは、死ぬまで、ヴェルトトロイエな解釈を試みた。
つまり、「inwendich lernen」なんですよ。
それと、彼自身が作曲もしていたせいもあるかもしれないけど、
やはり、彼の伝記や彼についての著作を読んでみると、
彼の内面にある、「激しい自己主張」が、彼のマニックな
状態においては、抑制しきれなかったという点が指摘出来ると思う。

それに、クレという人は、ものすごい頑固な一面もある。
マーラーにあれだけ世話になっておきながら、
自身納得出来ない作品は、演奏しなかったのだからすごい。

クレは、バッハの演奏が素晴らしいけど、それは、スコアが
シンプルなるがゆえに、クレの持ち味がいかんなく発揮されている
と言えるのではないかしら?

オペラも素晴らしい(というより、図抜けている)のだけど、
これは、クレの本質だと思う。
原語でないのが残念だけど、「マイスタージンガー」なんか、
聴いてると、本当に残念に思うよ。
何故、PO時代に録音してくれなかったのかと。

まあ、ないものねだりかな?