人類史上最高の音楽家・レナード・バーンスタイン
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0257長レス
02/09/21 18:30ID:???図書館にバーンスタインの「カルメン」置いてあったので早速今日聴いてみた。
その感想だが、これがある意味トンデモな演奏!
まず前奏曲からして尋常でない遅さに驚かれる。
芝居が始まると普通のテンポにもどるのだがイザここぞという聞かせどころになると、
トタンに歌舞伎で大見得をきるみたいに音楽がダイナミックに大きくうねる。
メトのオケは生き生きして抜群のリズム感で、なおかつ流麗さを決して喪わない。
あらゆるパートがRシュトラウスさながらに華麗に密接に響き合い絡み合うのは
見事の一語、特に第四幕でセキをきったようにドライブするのはまさにスリリング。
ただし劇場的な興奮とは程遠いレコードでのみ可能なスタイルだろう。
ニーチェをもじっていうと(笑)無限旋律化された「カルメン」とでもいうべきか。
歌手陣は主役のマクラッケンは好調でかなり良い出来だが幾分生真面目。
主役のマリリン・ホーンの豊麗な声のカルメンは、浮気なジプシー娘というより
白粉くさいブランチ・デュボワという感じ。
トム・クラウゼは闘牛士よりしかつめらしい大学教授風、マリポンテのミカエラは
清純さを全く感じさせないスピントな声でむしろカルメン向き。
といずれも良い歌手ながら何故彼らを起用したのか全く理解不能。
もし世の中にコレ一組しかCDが無くて実際の「カルメン」の舞台を一度も観た事
が無かったら、このCDを百万回でも聴きたいと思うだろうが、多くの録音や舞台
に接したあとでは首をかしげざるを得ない。
ちなみに俺が愛聴しているのはアバド盤。
バーンスタインとは逆に全く奇を衒わないが噛めば噛むほど味の出る演奏。
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