原典版楽譜演奏
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0043名無しの笛の踊り
02/08/28 00:13ID:???@自筆スコア、Aクルンパールによる浄書スコア、B初演時のパート譜、Cブライトコップ初版パート譜。
で、Dブライトコップの初版スコアは作曲者の校正を経ずにCをもとに作られました。
CはA、Bを元にしており、初演時の姿に近いとはいえ、特にBには誤りがかなり含まれています。
Cには作曲者(在ウィーン)が関わっていますが、その指示は手紙でなされ(ブライトコップはライプツィヒ)、
コピー機などない時代でしたから、出版社に送った浄書スコアではすでに直されている個所を作曲者が直ってないと思って、
直すように指示を出したり(第3楽章のリピート)、とかなり頓珍漢なやり取りがあったのです。
以後、ギュルケ版が登場するまでのほとんどの楽譜はDの明らかの誤植を直したものだったのです。
近年の原点版では上記の資料の全てが丹念に検討されており、
トランペットの音の脱落が直されたり、
第4楽章のホルン ソトソミレドソーがミで始まるものをossiaとして採ったり、
とかなり様変わりしています。
ギュルケ、ブラウンが採った第3楽章の(スケルツォ−トリオ)のリピートを
マー(ベーレンライター)は採っていません。
これは上記のやり取りを踏まえ、この作品の最終的な姿ではないと判断したのでしょう。
@は首尾一貫しているものの、初演まで半年以上の間があったため、その後の変更が含まれていない。
Aは中心になるべき重要な資料ですが戦災で焼失、一部の写真が残っているだけ、と問題が多いのです。
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