セブンイレブンで「生産者の顔が見える牛乳」というのを買ってきた。パックの後ろには酪農を営むおじさんたちの顔が並び「愛情を持って育てた牛たちからしぼった牛乳です。お
いしいですよ!」とメッセージがつけられている。

 だが、考えてみれば、牛乳は飲料である。「生産者の顔が見える牛乳」というからには、飲んだときに顔が見えるべきではなかろうか。ならば、パックの後ろに生産者の顔が並んでいても、それは「生産者の顔が見えるパックに入った牛乳」と言うほかない。

 なんたる欺瞞か。

 我々消費者は愚弄されている。この牛乳が本当に「生産者の顔が見える牛乳」であるのなら、牛乳にはある種の幻覚剤が詰められていてしかるべきだ。

 セブンイレブンには表示を「生産者の顔が見えるパックに入った牛乳」と替えるか、幻覚剤を混入するかいずれかの対応をお願いしたい。それが企業としてあるべき姿だ。