もともと、クラ部門単独ではどこのレコード会社も赤字なんじゃないの?

クラは、すでに対象になる曲数が決まっているからね。集めだすと、全部集めて
みたくなるんよ。その時に、値段が買い気を左右する。安いのなら、全集買おう
っていうことになって。

たとえば、バックハウスのべト・ソナタ全集は、輸入盤で探せば6000円を切る値段で
見つかる。国内版が一枚1500円として、4枚分で8枚全部買えてしまう。たとえ定価
が同じだとしても、市場価格は半額近くになる。こういう全集ものを揃えているのは、
「定評がある」演奏家に限られちゃうでしょ?結果的には、新人の演奏よりも、過去
の名人の演奏のコピーが(さらに全集というまとまった形で)市場に出回ることになる。

たとえ無名の演奏家でも、全集ものを安く提供すると売れるというのは、ブリリアント
クラシックスが健闘していることからも証明できる。NAXOSもそうだね。