96番はターラからでているアーベントロートの戦中録音2枚組に収めれらているのが最高。
第2楽章の厳かさ、第4楽章のテンポの速さ、どれをとってもこの録音に勝るものはない。
あとはワルターが戦後にニューヨーク・フィルと録音したもの、これもオケ全体がよく歌っている。
しかし、これは第一楽章にティンパ二ーが入った旧版なので、邪道か。同じ柳の下のどじょうで
ワルターの戦前録音を聴いたが(ウィーン・フィル)、音に精彩を欠いていた。
復刻の状態にもよるかもしれない。オーパス蔵かナクソスで復刻してもらいたいものだ。
一般論だが、新版を使った録音よりも旧版で演奏した録音の方が豊かに響いてくるのは
どうしたことだろうか。
遅れてしまったが、我輩の「驚愕」のベスト盤はモントゥーとクリップス指揮のもの、
ともにウィーン・フィル。前者はめまぐるしいフィナーレ、後者はウィーン訛りの
ハイドンが堪能できる。