>>72

個人的にはあまり好きくないなあ。筋肉隆々のショパンになってしまって。
昔聴いたなかでは、スケルッツオ3番がよかった(というか、迫力満点だった)。
前奏曲集は、荒海に漕ぎ出した小船に乗っている気分になり、途中でゲロが出そう
になった。

技巧的上手さという意味では、ソロではミケランジェリのドビュッシー映像T、U
(グラモフォン)あたりがお勧め。一音一音丹念に磨き抜いたと言いたくなる位の仕上がり
のよさ。ショパンもよいけど、彼のは全部軽めに聴こえるから、物足りない人もいるんじゃ
ないかな。

ミケは完成度が高いので、彼の演奏で初めに聴いてしまうと、それを超える演奏に
巡り合う機会が絶望的に小さくなってしまう。脳みそと指が両方一流なピアニストの
横綱級だと思ふ。