もう直ぐうちの音大で行われる学校紹介のプログラムに出そうと思っている曲の解説です。
私の生徒が弾くのですが、一応書いてみました、意見を頂きたいです。
一応、載せるときは手直ししますが。

作品10−1 ハ長調
この大胆さ! 偉大で神秘的で荘厳である。
作品10全体の魅力がこの最初の一曲に集約されているように思えてならない。
この曲は右手のアルペジオの練習である。演奏を困難にしているのは跳躍である。
奏者はこのとてつもない跳躍を感じなくなるまで練習しなくてはならない。
この曲は手が大きいから弾けるものではなく、かといって手が小さいから弾けないということはない。
あらゆる障害を苦にしない強くて、均一で、速く動く指が必要である。この曲に挑戦して難しいと泣いてる人に一言”ショパンは素人のためにこの曲集を作曲したわけではない”。
難しくて当たり前なのである。あのショパンが自分の才能を誇示するために、その輝く才能と情熱を尽くして書いたのだから。それにしても音型が一度も変化しないのに、ここまで色彩感豊かな曲が存在するなんて信じがたい。
それはショパン独自の和声感のなせる業である。ハ長調なのに全く単純と感じるところがない。上手に響くとコラールのように響く。

限られた行に沢山の事を埋めるのは難しいですよね。