弦楽器の場合、ゲネプロ入れて3回は合奏に出て、あくまで「お手伝い」として口を出さ
ない、というのが寅のあるべき姿だと思うのだが、音大(音高)生やセミプロ気取りの寅
はその点たちが悪い。

オレが寅として逝っていたオケで、ゲネプロでいきなり現れたその女は、気の弱そうなト
ップに迫って、ボウイングを大幅に変えさせやがった。
おいおい、午後から本番なのに、勝手なことすんなよ。

近くのプルトに座っていた尼桶渡り歩き野郎は、
「1・2プルトは(ヘタだから)見ないで、後ろのプルトで音楽を作りましょう」
などとまわりの音大生にぬかしていやがった。
俺も同じ寅だったが、さすがにこれには腹が立ったね。
それにしても、高い団費やチケットノルマをはらって、こんなヤツらを召し抱えて演奏会
を開かなきゃならんとは、つらいもんだね。