フランス盤CDからの「ピーターと狼」(アルベール・ヴォルフ指揮orchestre)
とH.J.W.の「おもちゃの交響曲」は、よくぞこんな音源があぼーんせずに
残っていたと思います。MUSIDISC原盤なので、おそらく元はクラブ・フランス
の録音でしょう。素晴らしい録音!
ヴォルフのプロコフィエフはモノラルですが、むしろその方が音に心があって、
素晴らしい名演が眼前で鳴ってるかのように楽しめました(ステレオ・エフェクト
がかかってますが)。オケは「チェント・ソリ」管弦楽団のメンバーなのでしょうが、
人数が少ないので、ただの「管弦楽団」と表記しているのでしょう(100人の半分もいないから)。
おじいさん役のバソンの音が萌えーでした。

ユルゲン・ワルターの「おもちゃ〜」も良いじゃないですか。。。
弦(もちろんヴァイオリンとバスのみ)に、フルート2本を加えた演奏で、
フルートがメロディーをサポートしたり、カッコウ笛の代わりを吹いたりして、
なかなかマターリと楽しめる演奏です。もしかしたら今までで一番好きな演奏家もしれない。
何か安心して聴いてられる感じですね。
終楽章もダカーポで次第にテンポを上げていくのも、しっかり節度を持って、ダカーポを
するときにパウゼを入れて構成感を出しているところが、いかにも古典の演奏に確固たる
解釈を聴かせるハンス・ユルゲン・ワルターならでわ、と感心しながら聴かせていただきました。
今後もこれは繰り返し楽しませていただくことになるでしょう。