先だって入手しましたハンス・ユルゲン・ワルターの演奏のLP、
米デザイン盤の「シェエラザード」はステレオとは別録音のモノラル盤でした。
基本的な解釈や演出は、STEREO TAPE(=テイチク)やトトトさんに取っていただいた
SUMMIT盤のステレオ録音と同じですが、全体にかなり元気のイイ、
若々しい覇気に満ちているというような演奏です。
実は、私としては、トトトさんからいただいたMDで聴き、そして
今回テイチク盤でも聴くにつけ、彼の「シェエラザード」は、
なんだかハンス・ユルゲン・ワルターらしくない、気の抜けたような演奏だなあと、
一寸がっかりしていたところでした。
まあマターリ系の演奏といえば、そうも言えなくもないですが、何か元気がないというか、
乗ってない感じの印象を持っていたのです。
ところがこのデザインLPのモノ・テイクは、素晴らしい!
いかにもハンス・ユルゲン・ワルターのパワーを感じさせてくれるような演奏です。
盤の状態もまずまずです。これほどの良好なコンディションでアメリカのマイナーLPが
日本の一般中古店に出てくるのは稀でしょう。(店の性格から海外買付品と思われますが)