価格を千分の一にして再出品します。
ロシア系の指揮者が超ラテン系オケを振ったブルックナー「交響曲第9番」です。
この奇妙な組み合わせが演奏史上最大級の化学反応を起こし、世紀の大珍演を達成しました。
この演奏の特徴を箇条書きにすると。
@ブルックナーなのに低弦が薄く高音が目立つラテン系の逆三角形のオケ・バランス
Aワンフレーズごとに、テンポが激変する。フルトヴェングラーやクナも真っ青なぐちゃぐちゃなテンポの動かしかたで、聴いていて気分が悪くなる
B経費削減からか、パート人数が少なく聞こえ、せっかくの弦楽の歌わせどころがまるで、ソロヴァイオリンのように聞こえる
Cブルックナーが各所にちりばめた歌わせどころはことごとく、ぽつりぽつりとフレーズを切って、さらに弱音で演奏するので、肩透かしを食らう
C´かつ、経過句は異常なほどこねくりまわす
D指揮者のデルマンの大きな鼻歌がなんと大オーケストラに勝る場面がある。グールド以上の音量である。しかも、鼻歌の音程が不安定で大層気になる
E残響が少ない、イタリアの地方劇場のオーケストラピットで演奏されたような録音
F終演後一人だけ、1回きりの「ブラヴォー」が寂しくこだまする
Gはっきり言って音楽的、芸術的な感動は全く期待できないが、1994年にこのような超個性的な演奏が行われていたことには大いに感動できる


ブルックナー「9番」史上最大の珍演奏であることは間違いありません。
このCDになったことが自体が奇跡的である、貴重なCDを新品同様の状態でお譲りいたします。
録音は1994年4月のライヴ
現在廃盤のため入手不可能です。