オイゲン・ヨッフムをフェスティバルホール(大阪の)で
聴いたときは、堂々と譜面を置いて、しかもその譜面を唾べろんべろん
付けた指でめくりながら指揮していたがいい演奏だった。
曲はトリスタンとイゾルデの前奏曲と愛の死とブルックナーの7番で、
唾を指に付けるという行為すら神聖に思える重い雰囲気がそこにはあった。