アバドの振るBPOの音は、アバドが意図して、地道につくり上げた物。
カラヤン時代の重厚なサウンドが、アバドになって骨抜きになったというのは、
単にカラヤンのバランスが、アバドのバランスに変化したということでは?
アバドのサウンドの好きなところは、クリアで見通しの好いこと。カラヤンの録音では
埋もれていたパッセージが、アバドの録音ではいっぱい聴こえて、楽しい。
あと、音の反応は、カラヤン時代より良くなっていると思うのですが、どうでしょうか。
アバドに古楽器オケを振ってもらいたいなぁ。ガーディナーらとの接点は無いのでしょうか。
アバドはピリオドの語法を用いた音楽づくりをしているようではないので、
かえって面白いものが聴けると思うのですが。