今更蒸し返してもいいか?
>>55
いつからか知らないが古楽ブームということでバッハの時代の演奏を再現しよ
うとする試みがあると聞く。しかしそれは何のためなんだ?
今でこそクラシックと呼ばれているが古来より演奏家はより「新しい様式」を
取り入れようとし、今日にいたってきた。
バッハが現代にいたとして依然として古楽器に固執していただろうか?より自
由にイメージを表現できる楽器を求めていなかったか?
だとすると演奏家としては現在の楽器における最良の表現を追求するべきでは
ないのか?当時のハープシコード演奏における装飾音が実際にどうであったか
などを論ずるのは無意味だ。

俺はバッハの音楽を「古い」から聞くのではない。「素晴らしい」から聞くの
だ。>>55のいうのは断じて「バッハの音楽」、「バッハの意図した音楽」では
ない。単なる考古学だ。

バッハの演奏、よりバッハらしさを感じさせる演奏としてはグールドの試みこ
そ最良に近い。これを理解できず、「古楽だ古楽だ」と騒いでいる不感症の輩
はまず己の音楽家、演奏家としての資質を疑うべきだろう。

俺は考古学者の仕事を否定するのではない。だが、考古学者と音楽家、演奏家
は別のものだ。考古学ファン、音楽ファンと言い換えても同じだ。それを勘違
いしている、「音楽」を語る「考古学者」、バッハを感じさせることのできな
い「考古学演奏家」は逝ってよしだ。