グールドさんはイパーン的に「変な人」といわれてますよね。
でも、いままでのDVDでは、彼のどのへんが変なのか、さぱーり実感できなかったのです。
編集のときカットされたのか、それとも「うまい」なんてもんじゃない絶妙の演奏を「変」とよぶのか・・・
今回のビデオでも、前半のソロ部分は、べつに変ではなかったのです。
ところが後半、協奏曲がおっぱじまると・・・・、思わず、アッ!と身を乗り出しました。

「変な人ハケーーーーン!!!」

オーケストラをバックにしたグールドさんは、まるで、金魚の群れにまぎれこんだグッピーでした。
ういてました。彼ひとり。・・・ていうかこれ、周りの人たち、淡々としすぎでは。
ジャジャジャジャーンならともかく、タラランタラランとした曲で、指揮者さんもオケの方々も、終始へのへのもへじ・・・
グールドさんは、ぱくぱくぶんぶんぐるぐるはーはー、えらい騒ぎですが、むしろナチュラルに見えますた・・・
両腕ふりあげてびょんと椅子からとぶとこなど、まさにエンペラーペンギンのようで萌え〜。
でもこの動作、少しムリヤリっぽい。そう思ったとき、また、ナルホド!と膝を打ちました。

「そうかー椅子が低すぎるんだーーーー!!」

なお蛇足ですが、オケとピアノが交互に映るラストでは、オヤッ?と違和感が・・・
グールドさんが真横から映るとき、真正面に映るハンプティダンプティみたいなバイオリンのおさーんが、
上着のボタンをとめているのといないのと、2種類の映像がまぜられているではありませんか。
誰かトチって撮り直したのでしょうが、ここまでバレバレだと、ちょっと感心しませんよ・・・

結論として、グールドさんの「変」が、自分なりに納得できたこと、
その「変」はバックグラウンドとの対比でわかるとわかったことが、今回の鑑賞の収穫でした。
すると、クラシックの素養のないどしろーとにとって、シフさんとの対比が可能なあのモーツァルトは、
変なグールドさんの衝撃をとくと味わえる貴重な曲であるわけです。期待超高まる!!
しかし、いかんせん・・・・・・手元不如意で・・・・・・・(泣