グレングールドは神!!Part2
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0633名無しの笛の踊り
02/11/23 08:50ID:k+PD1G0dこれはね、以前NHKの討論番組で“機械は心を持つことができるか”というテーマが
あったんです。その時数学者の藤原正彦が、別れの悲しみとか春の夜のなまめかしい甘美さ
とかを例にだし、人はやがて死ぬと言う有限の時間しかないゆえに深い情緒を持つことができる。
そしてここからが重要なんですが、こういった情緒は論理的思考にも必須なものであると
彼は言うわけです。AならばB、BならばC、CならばD・・・そして結論Zで終わる時
世の中にあまたある仮説から最初にAを選ぶには情緒の働きが重要であると。
そして、この情緒というのが身体の総意なわけで、神経科学者のアントニオ・ダマシオ
なんかも、これを裏付ける科学的な証拠を発表している。
私はもちろんグールドが機械的な冷たさがあるなんて言っているのではなく、彼の演奏は顔の表情
からしてエクスタシーですよね。ただし、作曲すること。あまたある音からなにを選ぶかという
動機の深いところにバッハクラスの作曲者に彼を押し上げることの出来なかった、ある種の欠落
があったのではないかとふと思ったのです。
つきつめれば、なぜ偉大な演奏者よりも偉大な作曲家が数的には圧倒的に少ないのかという
問いになるのですが。
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