@のつづきです。私が今までは頭にきたレコードは、70年代初めに録音した
「オペラのバレエ音楽集」です。

 これもレコード芸術で絶賛されていたレコードだったので、わざわざ東京の
山野楽器店から通販で入手しました。しかし演奏をきいてびっくり!まったく
オペラの音楽ではないのです。単なるカラヤン流儀に徹したカラヤン流演奏
で曲の1つ1つに何も共感を示していませんでした。
 アイーダの「これってヴェルディの演奏だよね?」という演奏も驚きです
が、特にポンキエリの「時の踊り」は非常にしらける演奏だったので、
長い間聞く気すらありませんでした。しかし数年前偶然トスカニーニの演奏を
入手し、こんなに面白い曲だとは思いませんでした。

 確かにカラヤンの演奏を聴いて面白い!と思った演奏もありますが、こういう
ものを残すべきではないと思います(それを高く評価する側も問題があります
が)。