入りは6割程度でブロックによってはかなり空席が目立った

こういった電子楽器を使用した作品にありがちな問題だが
ホールの残響によりギターの音が混濁してしまい
ディテールやニュアンスが不明瞭になってしまっていたのは残念
個人的には、SR用のSPを別途用意するなりして
音を面で聞かせたほうが良かったように思う
また弱奏時にフェイザーのノイズなども気になったので
ゲートをかますなりして欲しかった

作品的に必ずしもギターのヴィルティオーゾ的な要素が
如何なく発揮されいるとは言い難く
ギターと管弦楽のための協奏曲というよりは
単なるギターを交えたアンサンブルにしか聴こえなかった
またそこにおけるギターの扱いについても
残念ながらギターという楽器の奏法的・音響的な可能性が
十分に追求されているようには思えなかった

第2楽章半ばのVnとVaとの掛け合いの部分などには
それなりのスリリングさもあったように思うが
全体としてはギターを用いてどのような音響を作り出し得るのかという
作曲者自身にとってのチャレンジ以上に
聴衆に何を伝えたかったのかいまひとつ掴みかねる作品だった

後日CDを聴けば若干印象が変化するのかもしれませんが
取り敢えず昨日の演奏の感想まで