【何故】最近の「レコ芸」は本当にツマラナイ
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0152名無しの笛の踊り
02/06/30 02:34ID:???レコ芸に連載されていたことがあったそうだ。それを今は旧中公文庫で
読める。このエッセイは大変おもしろく、また著者の知性と音楽への愛情を
感じるし、オペラなどに関しても漏れに与えた影響は大きかった。
こういう「音楽」を仕事にしていない、越境的な記事があった時期は、評論
も刺激を与えられ、レコ芸自体も元気だったんじゃないかと想像してみたりもする。
一連のエッセイの中に、まさにここで話題になっているブラインド・テストの
話が登場していたよ。それによると、あるニューヨークのラジオ放送の番組は
実際に二、三人の評論家を立ち会わせて、ブラインド・テストをさせ、その
評論能力を試すということをしていたらしい。ハイティンクのチャイ5は総員
絶賛、ブラームスVnコンチェルト(ミルシュティン/ヨッフム)は貶し倒し
というエピソードも紹介されていた。
まあ、日本の評論家はそんなことできんだろうな、みたいなことをレコ芸に
書いてよこしたキーンという人の大胆さもすごいけど、今も状況は変わって
いないだろう。漏れとしては、本当によい音盤情報を一般に報告するという
責任ある仕事を受け持っている評論家たちは、常に感性をチェックされる
試練に立たされるべきだと思う。
速報性という点では2chにもかなわないくせに、ジャケットを見ただけで、
ペンを取る奴がまかり通っているという状況が(これは言い過ぎかな)、
今日のレコ芸の凋落を呼んでしまったのではないか。
あと職業倫理の点から言えば、ライナーノートを書く奴は公正を期するのを
建前にした媒体にものを書くなと言いたいね。もっとも現状では無理だろうけど。
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