純粋に技術を得るために努力しなさい、
職人芸を身に付けなさい、とは
とても言いにくい世の中になりました。
最近、日本では、ピアニストを目指す子供たちに
「のびのび」とか「表現力」「脱力」とかが
優先的に求められているようですね。
そういう考えの流派にとってシフラは、まさに天敵でしょう。
レッスンの場でシフラのように弾きなさい、とは
教えられないでしょうが、あまりにもアカデミックで
当り障りのないリストの演奏を目の当たりにすることが多いので
それへの批判として、授業で、シフラのビデオをよく使います。