せっかくの機会なので識者の方々にお伺いしたいことがあります。
フリッチャイ/VSOのモツ交響曲#40と#41を収録したCD
が手元に2種類あります。1つは十数年前に手に入れた英国の廉価
レーベルBELARTのもの、もう一つは、最近手に入れた米国のDG
から出ていたDOUBLE 2CDシリーズの2枚組。HMV,Japanのサイ
トではBELARTに較べればはるかに音質が良くなったと記されてい
た記憶があるのですが、リマスターの違いによってかくも印象が
変わるものかと驚愕しています。前者に較べて後者の音盤では
低弦やティンパニは勢いのある音圧で迫ってきますが、ヴァイ
オリンやビオラの中音・高音の弦楽器は前者の音盤でも艶のあ
る音ではなかったけれども、まったく艶を失ってカサカサの音像
になってしまっています。再生レベルも低音が強調されるためか
後者の方が大きく、やかましいほどに聞える部分も生じています。
音の解像度を上げると必ずしも楽音としては美しく聞えない典型
例のようにも思えます。ひょっとすると、米国DG特有のもので
あって独襖のDG盤ならそんなことはないのかもしれませんが。
当方の使用機は、シャープの1ビットアンプ、20数年前の国産
大型SPを使用(Pioneer製)。もっとも仕事に疲れた後の耳で聞
いた印象なので、あるいは外れているかも。