>>402
丁寧なレスありがとうございます。
ホロヴィッツのモーツァルトは全く独特なものだと思うので、好みが分かれる
のは当然だと思います。お嫌いな人がいるのももっともな話です。

>テレビか何かで聴いた旋律を、楽譜なしに鼻歌気分で弾けませんか?

もちろん鼻歌気分で弾けます。しかし、そのような状態で弾いているものを
他人が聴いて「鼻歌を歌っているような気楽さ」を感じさせる表現になって
いるかと言えば、たぶんNOです。
フレージングも自分の好きにやっていますが、やはり聴かせる立場になって
説得力があるかどうか、機械的に聞こえないか、などを考慮するのは大変です。

私自身が中級に毛が生えた程度の腕しかないせいもありますが、何も考えないで
適当に弾くとものすごく機械的でつまらない演奏になってしまうんですね。
テンポや拍子感から始まって、1音1音をどの程度のタッチで、どの程度の音色で
弾くか、かなり吟味しないと他人様には聴かせられないんです。要するに、とことん
ディテールにこだわりたい。「自然な演奏」を計算して作り上げるイメージです。
こうすることで、素人でにもかなり質の高い演奏ができるのがモーツァルトの
良さではないか、と勝手に自負しています(笑)。