モーツアルト の ピアノソナタ
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0380名無しの笛の踊り
02/09/26 13:03ID:aSPfVnppモツのソナタの多くは若い時代に書かれたもので、どれも即興曲的な主題を、気の
むくままに展開させていって、そのウィットを楽しむという作品が多いと思う。
もちろん、緩情楽章ではOp.333に見るような天上的な調べがきらめいていること
もあるけど、それは言わばサロンで交わす四方山話の中で、掘り出し物的に出た佳
話に涙するという感じなんだよね。
要するに、モツのソナタの多くは、ネクタイを外してくつろぐために弾くような
場面が多いんだよ。だから、ホロヴィッツやグールドのように崩しまくって表現
してもビクともしないしね。弾きたいと思わない時には、絶対に弾く気がしない、
という曲ではモツのソナタがダントツ一位だという気がする。それだけに、曲から
演奏者の喜びとかウィットがストレートに伝わってくる(演奏者には恐怖だ)。
一方、内田のように考えぬかれた演奏だと、ウィットがぎこちない感じになるんじゃ
ない? 元々、裃つけて講壇から一方的に押し付けるタイプの曲じゃないから、どう
しても違和感を持っちゃうんだよ。超真面目が要求される教会ミサだって、モツが
作るとどこか笑いをかみ殺した真面目な顔になっちゃうよね。それがモツの持ち
味。Op.310のような例外はあるけど、基本的にモツのソナタは気軽に弾くのがいい
というのが自分のイメージ。
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