自分の「運命」交響曲のお奨めは、47年のフルトヴェングラーのライブです。
 
 この演奏は、高校生の時に廉価盤で聴いたのですが、あまりの感動に呆然と
してしまいました。ただ「エグモント」序曲はない方がいいなと思ったのです
が。オリジナルの初出についているので、そのまま出したのでしょうが、
「運命」だけで十分です。
 今から思えば、技術的には第3楽章を初めとしてベルリンフィルにしては
イマイチですが、それだけでは聴けない何かがあると思います。

 あとは、今聴いているザンデルリング指揮フィルハーモニアの1981年の
演奏もいいです。私の所有している盤はLP(英EMI)ですが、元々のソース
がEMIではないので、その会社の商号らしきものが描かれています(明らかに
EMIではないです)。そのためかCDではEMIから発売されておらず、
他のレーベルで廉価版で出ていました。演奏は手堅いとてもザンデルリング
らしい演奏ですが、何も効果をねらっていない、そのひたすら曲を演奏する
ことに集中したその姿勢は感動的すらあります。

 この後で、例えばC・クライバーのシカゴライブはとても聴けないっす。
他の人も言っていたですが、シカゴ交響楽団がC・クライバーの指揮を
表面的にしかとっていないかのような演奏をしているからです。私も聞き
ましたが、何回も聴いたのですが・・・。そういう方にはザンデルリングの
演奏は本当にお奨めです(CDの音はLPのよりあまり良くないです
が・・・^^;)。