この人のモーツァルトは本当に素晴らしいですが、何より録音が極めて
少ない。
良いと言われる56年のピアノソナタ全集はいくら探しても入手できない。
手元にあるのは
1)VoxBoxの2枚組(協奏曲19+20、ソナタ11+12)
2)コンサートホール盤のジュノーム+戴冠式
3)最近出たモントゥーとの共演で協奏曲12+18
4)ゴールドベルクとのVnソナタ
といったとこでどれも録音悪いし1)2)は共演者も無名ですが、
クラウスの価値は十分にわかります。
この人のモーツァルトはネアカでいいですね。
何故か日本人に人気が高いモーツァルトの短調系の曲は私の好みに
合いません。Pコン20番、交響曲25、40番、セレナーデ12番など、
どれも大好きとは言い難いです。
楽天的なるものに憧れを持つ私としては一見明るい音楽の中に人生の
はかなさを表現した長調系の曲により共感できます。
そのためか、ハスキルの求道的?な演奏よりも天真爛漫なクラウスの演奏
の方が肌に合うようです。