今月あったコンサートでは、大井浩明のクセナキス・リサイタルは十分感動的
な演奏会だったと思うがな。自分が感動していれば、

どれだけの割合の聴衆が、真に音楽作品そのものに心打たれ
感動して拍手しているのか。

なんてことは考えないものだよ。

そりゃあ、ゴミみたいなコンサートがあることは否定しないけど、そういうコン
サートの当り外れみたなものは、現代音楽コンサートに限らず、クラシックでも
演歌でもあるものだろ?

それに、ノイズのライブへ行けば、クラシック畑の現代音楽なんかよりはるか
に聞きづらい音響を聴きながら、それに熱狂している聴衆の姿を見かけること
が出来るぞ。現代音楽が拠って立つ「音の力」に疑問を感じたら、そういう会
場へも出かけてみるのが良いだろうね。