■[k2]
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歳をとればとるほどカラヤンの偉大さがわかる。
たとえば、セル=色彩感の不足 ベーム=官能性の不足
クレンペラー=構造性への過度の配慮に起因する、 色彩性,機能性への配慮の不足
バーンスタイン=官能性と意味の追求からくる恣意性
ショルティ=微妙なニュアンスの不足 
てのがカラヤンにはない。
もちろんみんな意図的にそうしてるんだけど。
カラヤンは機能主義者ではあるけど、何か過剰なものを感じさせず作品の 良さを引き出しているのは確か。
しかも19世紀末からのヨーロッパ的伝統を背負った独自の 「新鮮な退廃性」をもっていて、これがたまらない。
不健康の美を追求した指揮者だと思うよ、かれは。
たとえばアバドはもっと健康的生命性をもった指揮者ですよ。
もちろん作品解釈としては、カラヤンが最上ってケースは 多くないだろうけど、それはどの指揮者でも同じです。
Pc06/16(日)17:01