レブレヒトの巨匠神話の邦訳版、今ごろになって手に入れたよ。前のワルター・スレ
で紹介された内容が、すべて間違いなく載っていたよ。「貪欲な豚」の逸話も、シェ
ーンベルクの最近まで未公開だった手紙に書かれているそうだ。でも前スレでも指摘
されていたが、邦訳版はこれらの逸話の出典をすべて省略しているね。それに、ここ
でのワルター関連の話題から判断する限り、レブレヒトの紹介するそれぞれの逸話は
そのソースの存在自体に疑わしい点はないにせよ、個々の発言のシチュエーションが
全く説明されていなかったり、発言に微妙な尾ひれがついているのではと考えられる
場合が多いね。著名な指揮者のダークサイドを、ことさら強調するための修辞法なの
だろうけど、あまりフェアな書き方ではないね。