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「未聴感」を論じましょう。
 「今まで聞いたことがない」というレベルが、技法的なレベルであるのか、感覚的なレベルであるのかをまず厳密にすべきだというのが一つ。
分けるならば、どちらかを優先できるのかという問題がもう一つ。
 たとえば、今まで誰も使ったことのない技法で書いたとしても、それが聴覚的にどのような効果をもたらすのか、言い換えれば、聞いてておもしろいかどうかは別の話になるはず。
そうすると、これは作曲家の技法に対する態度の問題としても論じられるでしょう。