>>953
レオナルドがミラノ入りした時持参した楽器については、
ジョルジョ・ヴァザーリが芸術家列伝という有名な本の中で触れているのですが、
「馬頭形で銀の装飾の付いた自作のリラ」というような表記になっておりますし、
アノニモ・ガッディアーノの記述でも
「レオナルドは傑出したリラ奏者だった」となっており、
当時あの楽器は「リラ」(リーラ)と呼ばれていたと思われます。

レオナルドのリラは近年まで竪琴のような楽器と思われてきたようです。
リラ = リーラ・ダ・ブラッチオということを明らかにしたのは
たぶんエマヌエル・ウィンテルニッツでしょう。
その著書「音楽とレオナルド」に、リーラ・ダ・ブラッチオが
リュートと並んで即興演奏家に欠かせない重要な楽器とあり、
そんなこんなで他のヴィオラ・ダ・ブラッチオ属とは分けるべきと考えた次第です。

あ、スレ違いになって来ちゃいましたね。